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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第68話 不屈のエースと呼ばれる所以
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ide響――
出来る限りの速度で撃ち貫かれた空洞を通って、射撃点を目指して進んでるんだけど。
すっげぇ長いです。なのはさん本気出しすぎでしょうよ。
だけど、それももう少し、何か虹色となのはさんの魔力光の桃色が入り混じってるのが見えて。
「なのはさん、ご無事で?」
突入と同時に刀を構えて、現状確認……ってなんだこれ?
「……え、響!?」
うわ、一瞬目が合ったと思ったら、一瞬間が合ったよ。悲しいわぁ。
「響、あの、体大丈夫? 私本気でやったけど?」
「え、どっちの方ですか? 今の砲撃なら間一髪躱しましたけど、突撃の方は……痛いけど耐えれる程度なので問題ないです……って、人の心配よりも!」
刀を抜いて、峰打ち出来るように持ち替えて、金髪のサイドポニーの女性へ斬りかかる。ゆるい会話で流しそうだったけど、よくよく見ればなのはさんの防護服が凄くボロボロになってる。考えるまでもなく、コイツがやったということ。
もっと言えば、なのはさんを追い込めた可能性があるという事。というか。
「最近オッドアイの人に合う回数の多いこと! ヌルに引き続いて、お前もかよ!」
「あ、響、その子ヴィヴィオだよ」
懐まで踏み込んだ所で体全身が止まった。今なんて?
なんて考えてると、左腕が絡め捕られて、そのまま回転、その勢いのまま壁へと投げつけられる。壁に叩きつけられる前に、体を翻して、壁に着地するように衝撃を殺す。
正直な所だ、二重の意味で驚いた。まずヴィヴィオ、少し見ない間に大きくなって……ちょっと感動と戸惑いが。寝る子は育つということかな? もう一つが、今の投げ方、まんま俺の投げ方じゃないですか、やだー。
「ごめんなさい、ごめんなさい、響
さん
(
・・
)
!!」
「
さん
(
・・
)
!? え、ヴィヴィオ?」
泣きながら構えを取ったと思えば、そのままなのはさんへ殴り掛かる。その様子はとても痛々しくて、なのはさんも砲撃撃った反動なのか、どことなく動きが悪い。
「ヴィヴィオを操ってると思ってたナンバーズの子を遠距離から落としたんだけど。意識は戻せたけど!」
「体はまだ操作されっぱなし、ということですね。最悪だコレは」
思わず地面に拳を叩き付ける。だが、操ってたはずの4番は倒れてるし、後はセイン達の操作で解決出来るはずだが……。
もしかして、何かあったのか? だけど、このまましておくのもなのはさんも持たないかもしれないし……何より、ヴィヴィオの心が保たない。やりたくもないことをやらされてるし、コレ以上は。
「なのはさん―――」
隙を作ります。と言おうとした。だけど。
「大丈夫」
ヴィヴィオの攻撃を上手い具合に逸して、一度
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