暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第67話 第二ラウンド開始!
[9/13]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
フィアを展開、離れると同時に起爆って言うのを繰り返してるし。偶にチャクラム投げて牽制したかと思ったら、背後取って刻んだり……凄いわほんと。
お陰で空戦部隊が動きやすそうにしてるし。流石忍者。的確に音もなくやってくね。
さて。
「ディーネ。やろうか」
『はい。お手を拝借。いざ!』
梓弓となったウンディーネを手にして、集中、同時に魔力を展開。弓を持つ左手に篭手が生成され、手首の部分に弓が連結。同時にその形態を大きくして行き、今では身長の三倍程度の大弓となった。
『調律開始』
ウンディーネのその声が響いたと同時に、大弓の上下の弦巻が音を立てて調整を開始し張りを調整。
そして。
「参ります」
息を吐いて、弓を打ち起こす。瞬間呼吸を止めて、一気に引き分け絞る。
『弾頭装填。カートリッジ排出』
弦の鳴る音が最大に達した頃に、透明とも言えるほど済んだ水の矢が現れ装填される。4発薬莢が落ちると共に、装填された矢が大きく、そして収束されていく。
同時にカートリッジを使ったことにより、更に張力が増す。ギリギリと弦を引く指と腕に負担が掛かる。が、歯を食いしばって耐える。
思い出すのは少し前の二機からの連絡。優夜と煌の持つデバイスの二機からこう連絡が来た、目的は達成、されど満身創痍、と。
そりゃそうだ、あの二人はブレイカーの直撃を受けているにも関わらず、目覚めたのも一番最後なのに、それでも体に鞭打って参戦しているのだから。
そして何より依頼されたことをきっちりこなして居るんだ、私だって!
遠くに見えるガジェットV型に狙いを見据えて。
「いざ」
離れた。
同時に空気が破裂するような音と共に、空気を揺らした。その速度と、水の矢を用いた事により周囲には青い霧が生じる。
残心をしている間に放った矢が狙ったガジェットV型へと直撃。
そして、息を吸い、吐く頃には白い吐息が漏れた。
「……流石」
なぜなら、放ち砕けた水が、各場所へ張り付くと即座に氷結、凍りついた部分が一瞬にして砕けてしまった。それは周囲のガジェットのみならず、矢が進路上にあったゆりかごの装甲をも砕き、内部を露出させた。
いやー……私も人のこと言えないけど、あの子水があったらそこから凍らせて砕くって言う選択肢を取れるって辺り、ホント凄いよね……。
今は煌というか、着火マンが居ないからそこまでだけど、凍らせて一気に熱した時にはもっと砕くだろうし、凄いよね。
え? 私だって優夜がいれば、優夜の操る風に大量展開させた矢を乗せて、操作するって言うことも可能だし。逆に優夜が巻き上げた水を使って、叩き付けるということも可能ですし、えぇ。魔力変換水って便利な
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ