暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第67話 第二ラウンド開始!
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さない! バリアを解除と共に、一気に加速して。
 
「リボルバー……キャノン!」

 リボルバーナックルでの一撃を見舞う。空中で受け身を取ることが出来ずに、そのまま直撃させて、地面へと叩き落とす。
 きっと、自我があればあそこからウィングロードを展開して回避出来たと思う。少なくとも私ならそれが出来るんだ。ノーヴェが出来ない訳はない。

 多分、ノーヴェのベースとなった遺伝子は、きっと私達のお母さんのものだと思う。髪の色、瞳の色以外私と同じで、声もそっくり。戦い方も足と拳と言う違いはあるけれど、それでもお母さんの足技に酷似してる。
 何より、柄は違うけれど、色違いのウィングロードを展開出来るのが何よりの証拠だ。

 だから!

「相棒、絶対助けるよ!」

『Alright Buddy.』

 今一度気合を入れて、ノーヴェの出方を待つ。何とかして動きを止めないとね!


――sideエリオ――

 煌さんとの模擬戦や、特訓は凄く良いものだし、今の僕のことを考えて指導してくれているというのが分かる。

 だけど、それでも……やっぱりシグナムさんと打ち合った優夜さんの槍に強く憧れたんだ。

 攻めの挙動で、迎撃に防御、隙を見せたら攻められる怒涛の槍撃。フェイトさんの動きにも憧れてたし、速い事にも憧れて、その為の機能がストラーダには組み込まれていて。突撃突貫の、ガードウィングとしての機動を学んで……。

 上を見上げると際限がない事に気づいた。兄さんの速さ、煌さんの速さ、フェイトさんの速さはどれも全然異なる。兄さんは加速減速を、煌さんは連動の高速化、フェイトさんは総合的な速さを。

 教えてくれないことに不満があった。煌さんも、意図的に本質を教えようとしなかったし、優夜さんに声を掛けても、またいずれってはぐらかされてたし……兄さんも系統が異なるから体捌きしかって言ってた。

 でも、アースラでシグナムさんに稽古をつけてもらって居る時に気づいた。技を盗ませてもらっている事に。

 そこからわかった。僕の道を、シグナムさんから盗ませてもらった剣技と付与強化を、フェイトさんからは高速機動と電撃魔法を、ヴィータさんからは近接技術と、同じ推進機を使ったドライブを。
 それらをなのはさんが、統合して底上げしていたことを。その技術達と共に、兄さんからは加速減速からのフェイントを、煌さんからは攻撃の連動、更なる高速化。そして―――。

「はぁああ!!」

 眼前に迫るガリューの双腕と、背中から生えた触手を突き弾く。ルーテシアに赤い稲妻が走ったと同時に、召喚蟲の自己進化、特にガリューも両腕から骨を武器として発達させて出し、背中から第二の腕とも呼べる程の触手を生やした。

 唯でさえ速くて重い攻撃が4つに増え
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