暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第67話 第二ラウンド開始!
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は基本保護だけど何で4番だけ?
『どうも、地上に降りてる他のナンバーズを暴走、召喚士の子を精神操作したらしくて、その操作をしたのが4番らしい。更に現在他のナンバーズを抑えるためにフィフスナンバーの子……いや、チンクが現在こちら側に手を貸してくれてる。
加えてどこから出てきたのかわからんが、人型が乗ったガジェットT型が出現。並びに、
イレイザー
(
消滅系
)
の使用を確認、警戒を』
……やだー、最悪な予想が大当たりー。間違いなく殺傷設定だから、障壁も何も無しで直撃した日には何も残らず消えるなー。やだなー。
「了解、そちらも気をつけて」
『あいよ。何とかして優夜を回収したいが手が足りねぇ。最悪だ、すまんな』
「いいよ。気にしないで」
申し訳なさそうにしている煌の顔を最後に通信が終わる。
チクリと、胸が痛くなるけどぐっと堪える。少し前に嫌な連絡が入ったことが関係してる。
准尉率いる小隊3組が何者かの手によって撃墜。全員気絶している、と。
4人で1組の計12人。そして、その小隊が居たポイントと、優夜が居たポイントと一緒なんだよね。元三佐にやられたのならまだ良いんだけど……。
どうも嫌な感じがする。
怪我がなければ、と思うけれど。相手を考えると難しい事は分かってる。だけど、それでも無事を願わざるをえない。
でも、今は目の前のことに……親友の1人がおかしな動きをした以上、何とかしないといけないんだ。
それにしても、罅割れた空が徐々に戻っていくのは……すっごいシュールというか、違和感がすごいなぁって。
――sideチンク――
「IS発動、ランブル……デトネイター!!」
迫りくる翠光の弾幕を躱しつつ、オットーに弾幕を展開し放つ。が、オットーに届く前に撃ち落とされる。
まさか、模擬戦以外で……実践で妹相手に本気で闘う日が来るとは夢にも思わなかった。
暴走しているとは言え、やはりオットー、そしてそのIS、レイストームはやはり厄介だ。
タイプセカンド……いや、ギンガの妹と、その相方、ノーヴェやウェンディ、ディード達を入れているプリズナーボクスを展開しつつ、私を近寄せない為の弾幕展開に、自身を守る障壁、プリズナーシェルの三重展開。
模擬戦でもしなかった高負荷のプリズナーに、限界一杯の弾幕展開。早く抑えなければ、オットーが保たない。かと言って、破壊力ならば私が上だが、取り回しに関してはあちらの方が上だ。
……やはり、リスクを惜しんでは姉の名が廃るな。妹を救うためとは言え、こうして手をあげる姉を許してくれ。
しかし、こうして考えると私もヌルも変わらないな。奴と同じように妹に手を上げているのだから。
さて。
自分のISの爆炎に
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