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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第66話 決着、あなたを慕う事
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。その結果がコレだろう!」
『だ・か・ら……知ってますぅ? チンクちゃんは丁度治療していたせいで仕込めなかったけどぉ……他の姉妹達、地上に降りて今にも負けそうな屑にはとある機能が入ってましてぇ』
じわりと、嫌な汗が流れる。とてつもなく嫌な予感がする。
『さぁ、死ぬまで戦いなさい』
『ぅ、ぁぁああああ! うあああああ!!』
画面の向こうで、突然頭を抱えて苦しそうな声を上げている。そして、オットーが展開しているモニターには地上に居る他の姉妹の映像も見えるが、皆頭を抱えて苦しんでいる。
「オットー!? クアットロ、貴様何をした!?」
『別に何も? あるべき形に戻したまでよん。死ぬまで闘う。私達ナンバーズの目的の為に、ね? あ、ついでにルーお嬢様もぉ、甘い言葉に揺らいでいたので……ついでにちょっと弄りましたぁ』
一瞬何を言っているか分からず。動きが止まってしまう。
そして、理解をした瞬間。
「貴様ぁあああああ!!!」
『アハハハ、さぁ、精々時間稼ぎになりなさい。愚妹共が』
「待てクアットロぉおおお!!」
「チンク!? どうしたの!?」
通信が途切れたと同時に、近くを捜索していたギンガが寄ってきた。コイツは……私が正気でなければ襲われていたのに。
だが……。
「すまないギンガ。私に力を貸して欲しい。今各地に居る妹達が強制的に戦闘を行うよう
操作
(
・・
)
されてしまった」
「……操作って、そんな無理矢理に!?」
一瞬わからないと行った様子が一変、目を見開いた。
クアットロの愚行に思わず近くの瓦礫を殴りつける。最初からこのつもりだったんだと今更ながら気づいた。
「やっぱり……スバル……えっと、私の妹とその相棒とは繋がらないけれど、もうひとりのエリオとキャロとは繋がったの。召喚士の女の子が突然暴走したって!」
「ルーテシアお嬢様か。セカンド……いや、スバルと言ったな。そちらはオットーが通信を途絶していたはずだ。済まないギンガ、ルーテシアお嬢様を止めてもらえないだろうか? 私はオットーを……こちらの管制を止める!」
「……」
何かを考えるように、腕を組むギンガ。いや、考えてるのは恐らく……私が信用ならないのだろう。だが、今の私に信用を得られる方法はない。しかし、他に方法も……やはり1人で行うしか。
「いいわ。私がエリオとキャロの元へ向かう。でもその前に1つ。さっきの質問に答えてもらっても?」
「……そんなことでいいのか?」
予想外の言葉に思わず首を傾げてしまう。だが、それで信用が得られるのならば。
「……目を合わせただけで会話が出来たということが1つ。そして、ヌルの盾にされた時。そのまま私ごと振り抜
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