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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第65話 空で煌めく雷光
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正直……あまり気乗りしない。この前の襲撃の後から、私達の中でも空気が変わった。チンク姉が大怪我をおって帰ってきた時、それをあの侍がしたと言った時、まず思ったのが怪我をさせたという怒りだった。
だけど、直ぐに違和感に気づいた。チンク姉と直前まで行動してたノーヴェとウェンディがあまりにもヒビキに対して関心を寄せていないこと。特にノーヴェなんて、チンク姉と仲がいいのに、それでも怒らないのは何か有ったと思う。
実際、確信……とは言えないけど、察することが出来たのは、さっきまでここにいたセインの質問だ。
間違いなく、違う要因でチンク姉は怪我をしているということ。そして、それは恐らく……
いや、止そう。もうすぐここにあの子の母親が来るんだ。事情はどうあれ。
「あなたに恨みはないけどここで落とす」
銃口を視線の先へ向け、砲撃をチャージ。彼女が通路に入ってきた瞬間に放った。
「IS、ヘヴィバレル」
「エクセリオン、バスター!!」
お互いの砲撃が均衡する。チャージなしの抜き打ちの上に、このAMF状況下でここまで……。舐めてかかったわけじゃない、だけど。
「ブラスターモード、リミット1、リリース!!」
「ぃっ!!!」
威力が……いや、コレは魔力が跳ね上がった!? AMF状況下だと言うのに!?
「ブレイク、シュート!!」
押し込まれ、砲撃の直撃を受ける。
一瞬意識が飛んでいたらしく、気がつけば目の前まで来ていた。
「何て威力、本当に人間……?」
「あなたを、拘束します。ここで大人しくしていてください!」
倒れた私の上を通り過ぎると共に、バインドを掛けてそのまま飛び去っていった。
まぁ、セインが居るし気付いて戻ってきたら追いかけるか、それともドクターの護衛に回るか……来てから考えようかな。
……そう言えば、始めてあの子を確認した時。庇ったあの茶髪の子はどうなったんだろう? ライザさん曰く、合流した時に虫の息だったから、放っといても死ぬとはいってたけど……そもそもあの時の砲撃を直撃して何で普通に動けてたんだろう?
ま、考えても仕方ない。おとなしく待つかな。幸いというか、ヒビキ対フェイトお嬢様の戦闘見れるから暇ではないし。
――sideなのは――
砲撃の子を抜いて、ようやく着いた王座の間。ここにヴィヴィオが………!
「ディバインッ……バスター!!」
砲撃で扉を撃ち抜く。ここまでの消費はかなり来ていたが、そんな弱音は言っていられない。すぐに保護してフェイトちゃんと響の元へ戻らないと。
「いらっしゃ〜い♪ お待ちしてました〜。こんなところまで無駄足御苦労さま。さて、各地で貴方達のお仲間はた〜い
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