『ルイズが召喚したのが、マリルだったら?』
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てプールに行くと、ひとりのメイドがルイズの使い魔と交流している姿があった。
だが、使い魔はルイズを見るとすぐに水の中に逃げていった。
メイドは、ハッとして、申し訳ありません!っと頭を下げてきた。
ルイズは、それよりなぜあの可愛い生き物と交流できたのか知りたかった。
なので話を聞くと、お腹をすかせて食料庫に紛れ込んでいたのを見つけ、餌を与えていたのだそうだ。
シエスタというメイドが言うには、あの生き物の名は、マリル。
シエスタの故郷の近隣の水辺で見られる、珍しい生き物のなのだとか。
雑食性で、小魚や水草なども食べるそうだ。
なぜ自分に懐かず、見ず知らずのメイドなんかに…っとブツブツとルイズは文句を言う。シエスタは恐縮してしまう。
故郷のマリルの人懐っこいそうだが、何か酷いことをしませんでしかた?っと聞かれ、ルイズは、もしかしてルーンを刻まれたときか…っと思い当たった。
だいじょうぶです!がんばりましょうっとシエスタに励まされ、その日からマリルを懐かせるため、ルイズは奮闘した。
最初は、シエスタからしか餌を受け取らず、ルイズを見るとすぐ逃げていた。それが数週間後、やっとルイズがこれ以上危害を加えてこないと分かったらしく、手から餌を受け取るようなった。だが餌を受け取るとすぐ水の中に逃げた。
うっかりや誤解で、ギーシュと決闘騒ぎになってしまった時、マリルが自ら盾となるように現れ、水を纏った尻尾による攻撃でギーシュのワルキューレを破壊しギーシュを倒したりもした。
極めつけは、巷を騒がせている土くれのフーケが学院を襲撃した際、マリルリというウサギのような耳の形態に進化を遂げて、土くれのフーケの巨大ゴーレムをプールに誘って、そこでプールの水を利用して、大水流を放ち、土のゴーレムを破壊して、土くれのフーケを撃破した。
その夜の舞踏会を抜けたルイズが、プールに近づくと、すぐにヒョコリッと顔を出してくれるようになり、ルイズは、マリルリ(マリル)との絆が築けたことが嬉しかった。
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