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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第63話 開戦と凶報
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が分かったから。
はやてが少し下がって、シュベルトクロイツを構えて。こほんと咳払いを1つ。それと同時に皆の空気が変わった。
「三人共、予定ではアースラより先に本部の航空部隊も来てくれる……それまでにある程度数をへらしとくよ!」
「了解!」
「弾幕、行きまーす!」
『All right. Accel Shooter.』
なのはの周辺にスフィアが展開されたのを確認して、その少し上方へヴィータと共に出る。
一瞬、静かになる。
そして―――
「シュート!」
展開されたスフィアが雲へと入ると共に、小規模な爆発。それを切掛に、空戦型のガジェットが飛来した。
さぁ、開戦だ!
――side煌――
『へぇ。FWの皆が防衛ラインに入るなら安泰だな。問題はお前ん所か』
「うるせぇ。お前も抜かれんじゃねーぞ?」
適当な朽ち果てたビルの屋上の瓦礫を椅子代わりに、暇を潰してる。まだまだ時間はあるしなー。
『ばか言え。一度目は紗雪が追いきれず。二度目は奏を氷漬けにして落として髪を切るっていう事をしくさったんだ。三度目はねぇよ』
「そうかいそうかい。まぁ、なんだ。俺は2人抑えるから俺のが上だな」
『バーカ。邪魔するやつは殺しに来るであろうオーバーSランクで、レアな魔力変換を持ちを抑える俺のが上だ』
画面の向こうの馬鹿と互いに笑い合う。既に配置にお互い着いて後は敵が来るのを待つだけだ。俺はナンバーズの三番と七番を、優夜は元三佐を抑える手筈だ。
ただし、俺は全体的にダメージを負ってるし、アイツも半身に収束砲の直撃受けてるから、あまり踏ん張りとか効かない。
だが……。
「……なぁ優夜よ」
『なんだよ』
思い返すのは数日前、奏の告白を聞いたことだ。
「……俺達はアイツに背負わせ過ぎたんだな」
『……あぁ、あんなに責任感じてたなんて思わなかった……考えすらしなかった。俺達が代わりになったことでアイツが苦悶して、悩んで……自殺未遂まで行くなんて、な』
病院で奏が泣きながら言っていた。私はあの人の側に居る資格はもうない。一度ならず二度までも私は助けることも気づくこともできなかったんだって。
だから、どうにかして奏をアイツの元へと考えたけど……。
その前にまさかの人が助け舟……というか、しばかれたというか。まぁ、うん。
「世の中何があるかわからない訳で」
『あぁ……そうだな』
ふと、空気が変わるのを感じて、ガシャンと背の丈程の両刃の長斧を……担ぐ。画面の向こうの優夜の周辺にもアイツの背丈ほどの四本の十文字槍、両手にも二本手にしている。
「……そろそろか」
『……あぁ、こっ
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