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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第63話 開戦と凶報
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めてはじめまして。主、響の融合騎。花霞と申します」
深々と頭を下げる融合騎……いや、花霞を見て、思わず声が詰まってしまう。響が実家からデバイスを持ち帰ったのは記憶に新しいけれど。何故このタイミングで?
「不躾なお願いでございますが、フェイト様。どうか私を連れて行ってもらえないでしょうか? この身に変えてから、ゆりかごを見るとそこに主が居るような気配を強く感じてしまうのです。
無理なお願いだというのは存じております。どうか、どうか」
頭を下げながら、微かに震えてるのが分かる。シャーリーの方に視線を向けると、小さく首を振る。恐らくシャーリーは止めてたはずだ。それでも聞かない花霞を止められず、私の元へ連れてきたんだろう。
だからこそ言わなくちゃいけない。連れてはいけない、と。
でもね。
「……いいよ。一緒に行こう」
「ッ、感謝致します!」「フェイトさん!?」
驚くシャーリーに目配せで伝える。大丈夫だと。花霞も一度顔を上げてもう一度頭を下げてる。
そっと、宙を浮く花霞の下に手を置いて座らせる。グシャグシャになった顔でこちらを見上げる花霞に笑いかける。勿論感情に左右されたからじゃないちゃんと理由がある。
「ユニゾン出来るということは、最悪な場合響とユニゾンして、花霞がコントロールをすることが出来るね?」
「……えぇ、勿論可能で御座います」
「あ、そっか。もし響が目覚めて無くても……」
私の考えに気づいたシャーリーの言葉に頷いて、もう一度花霞を見る。
「戦闘中私から離れないこと。はぐれてしまえば守れないし、助けられない。分かってるね?」
「えぇ、勿論でございます。本当に感謝致しま……わぷっ」
私の掌の上で正座の姿勢から頭を下げようとするのを。人差し指で止める。
「そんなに感謝することじゃないよ。しっかり響を助けて皆で戻ってこよう、ね?」
「……はい!」
両手で涙を拭って、笑顔で返事をする花霞と笑い合う。さぁ、行こうか。
――sideなのは――
「今回の出動は、今までで一番ハードなものになると思う」
私は一番最初に出動するFWの皆とギンガを送り出すためにヴィータちゃんと共にヘリの元へ来ている。
「でも、目を閉じて思い出して」
この子達はこの日のためにずっと訓練をしてきた。もうこんなことがないかもしれない、でも。
「ずっと繰り返してきた基礎スキル。磨きに磨いたそれぞれの得意技」
解り合えないときもあった。私の言葉が足りなくて、それぞれを傷つけてしまった。
「痛い思いもした防御練習」
私やヴィータちゃんとで、何度もバリアの上から叩いて、防御を徹底的に鍛えてきた。
「毎
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