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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第62話 宣戦布告
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継して連絡を取り合ってるのが、何というか凄いシュール。片や凄く焦って緊迫感MAXやのに、片やお茶でもどう?ってくらいの緩い感じやし……。あ、いかんいかん。気を抜いちゃ不味い。
『なら、私の方から。アインヘリアルを破壊した
子
(
・
)
達の一部が、廃棄区画から本部へ接近、それにともなって、ヴィータさんと交戦した騎士も接近している。その上、アヤ・E・クランベルの接近も感知しています』
……アカン、マジか……。その連絡を受けたとほぼ同時に廃棄区画の道路を走る戦闘機人と、空を飛ぶ騎士と、アヤさんの映像がモニタに映る。
という事はや、FWの子たちを予定通り地上の防衛ラインに回すとして、騎士をシグナムにお願いして……アヤさんを……誰が相手にしたら。
『……平気ですよ。アヤ・E・クランベルはこちらで対応します。それだけを伝えに来ました。六課の皆さん。後で必ずお伺いします。私はあなた達に謝らなくてはいけない』
「へ、それってどういう……?」
『それでは、ご武運を』
敬礼と共に通信が途切れた。謝ることって……何や? 私たちに階級を偽ったことか? いやでもおかしい……。って、それは後や。今は!
「ロッサ!」
『え……あぁ! はやて、スカリエッティ達は既に乗り込んでいたんだ。ここには戻らないつもりでね!』
「え、何のことや!?」
「え、何コレ!? 全周波に無理矢理割り込んで――」
こ、今度は何や!? そう思いながらモニターを睨みつければ。
画面いっぱいに、不敵な笑みを見せるスカリエッティの姿が映し出されて、思わずゲンナリしてまう……分かってたことやけど次から次へとほんまにもう!
「スカリエッティ!」
「だけど、どうしてや……」
「八神部隊長、どうやら管理局で共有して使用する通信回線がジャックされ、それを利用して通信が行われているようです!」
アルトの報告を聞きながら、画面の向こうでは、両手を天に掲げながら恍惚とした笑いを張り付かせ、狂ったように笑うスカリエッティが映し出されている。その視線の先には、山肌や地面に取りつき、地震を起こしている大型虫が映っているモニタがいくつも浮かんでいるのが分かる。
『さぁ、いよいよ復活の時だ。私のスポンサー、そしてこんな世界を作りだした管理局の諸君と偽善の平和をうたう聖王協会の諸君も……見えるかい、これこそが君達が忌避にしながらも求めていた絶対の力!』
「部隊長! アコーズ査察官の通信が行われている付近から特大のエネルギー反応……何かが地面より出現します!」
今度はルキノが叫ぶと共に、ロッサの映ってたモニターの背景が外の風景へと切り替わっているのに気づいた。それとほぼ同じくして、大きく地面が揺れた後に大きな裂け目が何カ
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