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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第62話 宣戦布告
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ゆっくり話していく。多分現状で私だけしか、あのときの響をきちんと説明出来ないだろうから。
だから、丁寧に丁寧に、あの時考えたであろう響の行動を伝えていく。
仮に私が無傷だとしても、護衛として送ったであろうということ。響が気に入られている事を逆手に取るためでもあること。
怪我した私だけ送ったとしても、3対1になってしまえばいくらギンガでも持たない可能性があったということ。
何より、最後の一手は勝ちに行くためじゃなく、流れを変えて撤退するための一手だった筈ということを改めて伝えた。
「……悔しいんだけどさ。正直な所、私の上司……シャッハさんを当てたとしても、正直可能性低いんだよね。
私はそもそも響やギンガみたいに、手数で勝負ってタイプじゃない以上……勝てる見込みは少ない」
それはギンガだって、と続けようと思ったけど。通信越しで直ぐに理解して……なんとかなったと確信した。
「奏達が居なくなったのも……今の管理局は本当に手数が足りないから、呼ばれて応じたんだと思う。
響以外の6人は、本当に優秀だから引き手数多なんだから大丈夫。今は顔を出せなくてもちゃんとこの事態をなんとかしようって動いてるはずだよ」
『……ッ……ウッ』
……あーぁ。時間を作って、側に行けばよかった。
あんなに強い人が悔しいって泣いているのに、私は声を掛けるしか出来ないんだもん。
「大丈夫。誰よりも、あの人らが一番怒ってるよ。リュウキに続いて響までだもん。2度もやられた。だから3度目になる前にやり返す。
やられたらやり返すっていうのが、基本理念だもの。だからさ、皆帰ってきた時に、おかえりって言ってさ、何処行ってんのよバカって叱ってやろうよ?」
――sideギンガ――
『大丈夫。誰よりも、あの人らが一番怒ってるよ。リュウキに続いて響までだもん。2度もやられた。だから3度目になる前にやり返す。
やられたらやり返すっていうのが、基本理念だもの。だからさ、皆帰ってきた時に、おかえりって言ってさ、何処行ってんのよバカって叱ってやろうよ?』
思わず笑ってしまった。
アーチェが奏とそっくりな事をいった事に。
『アーチェ、ロッサが呼んでます。そろそろ……』
『あ、はい。さてとギンガ? もう大丈夫?』
「……うん。大丈夫。あ、ねぇ? もし……もしさ、アーチェならどうする? もし響を倒した人と相対出来るかもしれないとしたら」
『勝率が高い人にお願いする。自分だけって言うなら、次に繋げる様にするよ。だけどギンガ?』
「分かってる……大丈夫、私は私の出来ることをちゃんとするよ。気をつけてね?」
『うん。そちらもね? 上手く行けば今回で見つかるかも知れ
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