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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第61話 貴女のせいではないんだって
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いんです。気にしないで」
「失礼ですが……人ではないというのは、どういう?」
「文字通り人ではありませんよ。私も
あの人
(
・・・
)
も」
キラリと赤い瞳が悲しく光ったように見えた。私と違って真紅の様に赤い瞳。
でも、それは一旦置いておこう。もしかしてこの人はあの2人を……。
そこまで考えて。
『すまんフェイトちゃん。シグナムやヴィータ、シャマルにも手伝ってもらって調べてるけど5人共行方が掴めへん』
「え、あ、了解」
突然の連絡に驚きながら、一瞬気を取られてる間に、目の前からあの人が消えていた。
――――
一旦、マリ・プマーフと遭遇したことは伏せることにして、直ぐに本局へ、はやて達の元へと戻り。情報を整理する。
私が最後に会ったあの日に時雨と紗雪が目を覚ました。そして、その次の日には煌と優夜も目覚めた。そこまでは喜ばしい事だ。だが、その日の内に病院に1つの要請が来て、明日の午前中には5人を退院させると連絡が来た。
病院側は勿論拒否。だが、院長の元に令状とお手紙が1つ届いてから事態は一変した。
院長自ら退院手続きを取ったと、聞き込みを行ったナースさんは言った。
そして、私が行ったわずか数時間前に彼女らは何処かへ行ってしまった。コレに対して院長はそう指示をうけたから応じただけだと、詳細を話してくれない。それどころか何処か怯えたようにも見えたらしい。
コレを受けてはやては。
「……最悪や」
本局の六課の皆へ与えられたスペース。その中のはやての部屋で皆がそれぞれショックを受けている。
ヴィータは特に怒ってるようだった。このような事態の中で、響とヴィヴィオが連れていかれて、流も震離も戻ってきていない中で、何処に行ったんだって。
だけど……何で、このタイミングで……。
そこまで考えて気づいた。
私が……追い詰めた?
思い返せば奏は……いや、奏
も
(
・
)
辛かったはずなのに。私を気遣った……それだけじゃなくて、ギンガの責任さえも受け止めて、解いてみせた。
エリオやキャロだって、励まして……、だけどあの子自身から一言も聞いてない。
だから、あれをきっかけに何処かへ消えた?
――sideマリ――
ハラオウン執務官から聞いた情報を頼りに、教会の書庫へ潜入、加えてデータベースを漁るも……まだゴタゴタしているからか、更新は加えられていない。
少し妙だ。管理局地上本部が落ちたのはわかるが……コチラもゴタゴタするのはおかしい。
しかも、更新されて……意図的に消されているようにも見える。
……だとすれば、まだ何かが――
真剣の様な鋭い殺気を感じ、端末か
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