715部分:清き若者来るならばその一
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」
明日夢は忌々しげに言った。
「自分もそれに一枚噛んで」
「つまり親子で共犯だった」
「そういうことね」
茜の言葉に応える恵美だった。
「要するにね」
「殺人もしていたのかしら」
奈々瀬は怯える顔でこのことを言った。
「まさかって思うけれど」
「いや、それはなかったよ」
竹山が彼女のその不安に答えた。
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