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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第59話 その日、機動六課
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――side煌――
『煌! スターズ05と06の……流と震離のデバイスの反応がそちらに近づいています! 援軍です!』
「マジか、よっしゃ!」
右手にポールスピア、左手に杖を持って、弾幕生成と共にその辺のガジェットを突き刺し、他のガジェットの群れへと投げ飛ばす。
こちらはオレ一人、隊舎側は優夜、ヘリポートには時雨がそれぞれ援護射撃を行ってる。
だが、一番の問題は……。
六課の正面玄関。シャマル先生とザフィーラさんの所だ。さっきから翠の閃光が何度も光っていうのが分かる。その上途中から時雨の援護射撃が正面玄関に集中しだした事から、割りと不味いことになってるんだろう……が。
援護に行きたいけどこちらも中々手を離せないから困った。やっぱり三方向だけでは足りなかった。現に六課は火の海。なるべくいかせないようにしていても、やはり守っていない場所から抜かれてしまう。
最終防衛ラインにはヴァイスさんがいるから、問題は無いと思う。ただし、俺達が倒れたらここに留めてるガジェットが流れ込んじまうけどな!
「あら、B程度の魔力保有量でよくやるわね」
「―――ッ!?」
気がつくと背後に誰かが立っていた。振り返ると同時に槍を突く。
だが。
「あらあら、慌てん坊ね」
再度俺の背後を取って、そう呟く。一旦距離を取ったと同時に振り返る。そこに居たのは何というかお婆ちゃん。それもニコニコと優しそうな笑みを浮かべて、孫にでも会おうってするようなそんな感じの。
だが、その目を見て、ゾッと悪寒が走り、杖を直してスピアをしっかりと構える。コイツ相手に手数では誤魔化せない。きっちりと一撃一撃気合を入れて叩き込まないと、一瞬で持っていかれる。そう察してしまった
「……何者だ?」
「こんな所に来ててそれを聞きますかねぇ?」
ガンガンと俺の本能が警鐘を鳴らす。敵意も何も無いはずなのに、向けられてすら居ないのに、コイツは一体……。
そして、よくよくコイツの持ってる……腰にマウントしているものを見て、絶句した。
「……待てよ、オイ。その背中に背負ってる長杖と長銃は何だ?」
「あら、杖は管理局支給の物よ。銃は……私が作ったものだし」
バツの字になるように腰にマウントしてる銃と杖を手にとって、こちらに見せるように、杖をつくように地面に立てる。
だが、その二本は……。
「そうじゃねぇ……その二本を持ってたやつを……震離と流をどうした!?」
「あら、関係者だったの……いけないわね。まぁいいわ。この銃。私が作った代物なの」
長銃を、アークを見せつけるように掲げて、一発空へと空砲を放つ。
「なんでも撃てる、なんでも込めれる。どんな場所
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