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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第59話 その日、機動六課
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「で、でもチンク姉!」
「いいから! 姉なら平気だ急げ!」
俯いてる銀髪の……チンクと呼ばれた女の子が激を飛ばしてる。だが、この状況はなんだ? 同じスーツを着ているようにも見えるのに、こいつらは敵対してる様に見えるのは何故だ?
だが、それよりも……。
一番奥に居る赤髪の女の子がボードに乗ったかと思えば、何かの大きな箱を後ろに積んでいるではないか。そして、その周囲には大量の赤い液体……これが意味するのは。
「……やっと追いついた!」
2人が到着、否、コチラの援軍が到着した瞬間逃げるように赤い子達が去っていくのを見て、察してしまった。
「ッ、ギンガにスバル。お願い、あの一番奥の子を全力で追って! 速く!!」
「わ、分かった!」
「了解、そっちも気をつけて!」
赤髪の女の子二人が行った道を、私達が来た道とは反対の入り口へ向かって、ギンガとスバルがそこに向かって走り出した。
即座に懐から、誰とも対をなしてない札を取り出して、周囲に貼り付けると同時に。金髪目掛けて突撃。更に分身を3人出現させて斬りかかる。
「……全部実体? いや、これは……魔力ではないエネルギー……あら、面白いじゃない! ヒビキも良かったけど、貴女もいいじゃない!」
「「黙れ!」」
二人の私が左右から同時に苦無を手に斬り込む、が、当然のように防がれる。それもただ防ぐのではなくて、苦無を持った手を取って防いだ。それを見てから、正面からもう一人の私は両手にスフィアを展開して、叩き込むように突っ込む。
けど、本命は―――
背後に設置した札から現れて、音もなく一気に接近。そして、両手に持ったこの苦無を、背中から叩き込む。
だから、死なない程度に刻まれろ!
そう、捉えたはずだった。僅かに首が左を向いたと思えば、ギラリと赤い瞳が輝いて―――
「これは始めて見る物だ――な!」
「ッ、きゃああ!!」
自分を軸に、私二人を振り回し、前後の私へぶつけられ、その衝撃で私が三人消えた。
比率を私に近づけていたせいで、ダメージのフィードバックで、体が一瞬硬直する。
でも、嘘、馬鹿な! 何故コイツは後ろに私が居ると、本体が居ると読んだ!?
硬直のせいで、衝撃を殺しきれずに、壁に叩きつけられる。
「がはっ! げほげほっ!」
衝撃にせき込み、背中からくる痛みに一瞬体が痺れてしまう。
すぐに体制を整えなければ……ッ!
床に足がついて、体が前のめりになった瞬間、そこには膝が顔まで来ているのが見えて―――
「がふっ!?」
のけぞってそのまま背中から壁に叩きつけられる。顎を下から叩き上げられて脳が
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