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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第58話 終わりの始まり
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連絡を取った時にね。言ってたの。なのはさんがヴィヴィオを正式に引き取ってママになるって」
キョトンとする皆を尻目に、今できる笑顔を見せて。
「だから、明日は皆でなのはさんとヴィヴィオをお祝いしよう、ね? じゃあ、また明日ねー」
くるりと背を向けると、いつもの皆のように、明日はお祝いだって声が聞こえる。明日への希望を、私達が守り抜くというビジョンをイメージして。深呼吸。
―――よし!
直ぐに廊下へ出ると共に、二丁のリボルビングライフルを手にとって、いつもの管理局のローブの様なバリアジャケットを纏う。現在二人の位置を考えると、私が行くべき場所はただ一つ。
中庭に駆け込んだと共に、飛翔し、ヘリポートへと降りると共に。二人に通信を繋いで。
「こちらアサルト3! これより、支援射撃を開始します!」
『了解!』『無理すんなよ』
煌は元気な返事を、優夜はこちらを気遣ってくれた。それに一瞬頬が緩むけど……直ぐに引き締めて。
「それは皆もだよ、じゃあ行くよ!」
『『おう!』』
さぁ、時間稼ぎを初めましょう!
――side響――
3on3が始まって早数分。現状はと言うと。
「くっっそおおおお!」
「甘い!」
視線の端で、ギンガとノーヴェがぶつかり合う。拳では分が悪いと察したのか、加速をつけた蹴撃。それもギンガやスバルがつけてるリボルバーナックルの様な機能を持ったブーツ型のデバイスでの一撃。
普段なら重くて当たると不味いと思える代物。
だが。
その一撃を完全に見切って、拳のその軌道をそらして、空いた所に。
『Divine Buster.』
「シュート!」
「ぐ、ああああああ!!?」
上手いもんだと感心する。チャージに時間がかかるということを考慮して、その時間の間を防御と見切りに集中したかと思えば、一切手を出さず相手が痺れを切らして大振りの攻撃に合わせて撃ち込んだ。
あっちは問題ないな。
アーチェの方も取り巻きのガジェット潰しきってるし、後はウェンディだけを抑えるだけか。手早すぎて見て無かったよ。
で、俺の方はと言うと。
視線の先でチンクは再びナイフを取り出したのを確認。下段の構えをとりつつ、自然と花霞を握る手に力が入る。右手には鞘を刀に見立てて使ってる。
息を飲んだと同時に。再び飛来するナイフを振りあげて斬り、一気に最高速でチンクの元に踏み込む。刹那、目が合ったのを確認。
―――お互い損な役割だな。
―――あぁ。
アイコンタクトで会話できたことに驚きつつ、そのまま鞘を振り下ろした。コートからバリアが出現し、防がれるものの。直ぐに左の刀を下段から振り
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