暁 〜小説投稿サイト〜
悪人達がサキュバスに転生しましたが、容姿が見た事のあるキャラばかりでした
もと泥棒は、とある家事万能な女子高校生となる
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として持ってきた苺。
知らない人も多いようですが、苺は果物でなく野菜です。
「甘い〜♪」
移動魔法陣に続いて、料理に必要な火を魔法で代用しました。
このくらいの御褒美はいいでしょう。
食器は、大きなどんぶり。
いっぱい食べると思うので。
「食事が出来ました!」
異世界に転生して、初めての食事。
皆の様子を窺います。
チート能力とはいえ、本当に美味しいのか?
不安です。
味見したので大丈夫と思いますが…。
「ふう、温かくて優しい味だ。」
「やばい、何杯でも食えそう。」
「もぐもぐ、美味ーっ!」
「…おかわり。」
「食べるの早っ!?」
「肉が入ってる。」
「それって、ヘルハウンドの…。」
「意外と美味いよ。食べてみなよ。」
「ああ〜、幸せだわ〜。」
良かった。
予想以上に好評でした。
安心して私も食べる。
美味しい…でも、もっと美味しく出来そうですね。
同じ物を作るだけでなく、更に美味しく進化させる。
これが料理の力の真骨頂。
「まあ、それよりも…。」
皆で楽しく食べる事が、最高の調味料かもしれない。
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