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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第57話 賽は投げられる
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止する。これを持ってこの模擬戦は終わりとなった。

 てか、気がつけば皆見上げて試合眺めてるし……なのはさんも嬉しそうに頷いてるのが印象だった。
 画面の向こうではスバルが悔しそうにしているのをギンガが褒めてる所だった。

 だが、ここでさっき逸らされたシーンをもう一度見て……把握。だけど、そうすると、だ。

 スバルの強化プランは分かったけど、ギンガのプランが全く想像出来ないなぁと。なのはさんの教導を見ていると得意分野を更に伸ばしていく方向だというのが分かる。

 けどだ、スバルは分かりやすいが、ギンガの場合既にある程度の高いレベルで纏まってる……。まぁ、俺が言う問題じゃないけど、今度それとなく聞いてみようかなーって。

『ぅあー、くーやーしーいー、勝ったらこの前の面白い話聞けたのにー』

『ふふふ、残念。また今度ね』

 ……そんな事賭けてたんかい、あの姉妹は……。
 

 ――――

 なのはさんがエリオ達の所へ行ってる間に、スバルとギンガにさっきの反省点を伝える。と言っても普通に良い戦闘だった。ギンガは手数での攻勢、スバルは耐えて耐えての一撃を見舞う。本当にいいレベルに仕上がっててあんまり口出す必要はないかもしれないけれど……それでも気になった所は言っておこう。

「で、ギンガ? 最後の一発、どうだった?」

「うん。凄く良い一撃だった。疾くて鋭い(・・・・・)。反応がギリギリ間に合ったもの」

 ……そっか、それだけか。

「で、スバル。最後の一発、逸らされた感想は?」

「……捉えたのにーって言うのが合ったけど、遅かったのかな?」

 ……なるほどスバルは遅いと捉えたか。

 ……難しいことになったなぁ。

「さて、じゃあ俺の見解ね。まずギンガについてはアレは満点だ。だけどスバルは……マッハキャリバーを少し重くしても良いかもね」

「……?」

 こ、こいつ……首かしげやがった。何言ってるんだろうって感じで。

 コホンと、1つ咳払いをしてから。

「あの一撃の速さはもう十分。振り回されること無く、きちんと狙えてたし、間違いなく完璧に限りなく近い一打だ。だけど、見てて思ったのが僅かに軽くて(・・・)逸らされたようにも見えた」

 そこまで言ってギンガが何かに気づいたように頷いた。スバルもなんとなくだけど返事をしてくれて。

「で、スバルの限界がどれくらいかは分からないから。そこんとこはマッハキャリバーと要相談。相談して強化プランを立てるも良し。スバル単独で立てるもよし。マッハキャリバーにまかせても良いかもね」

『let's do it together』

 スバルの返答よりも先にマッハキャリバーが応えた。なるほど、スバル以上に、マッハキ
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