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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第56話 元に戻って赤面を
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「後はそうね。フェイトちゃん達今度の陳述会はよぉく気をつけなさい。
実を言うと、名前は出せないけど……本局内で暗殺未遂があったの」
空気が変わった。
「相手もまだ見つかっていないし、表沙汰になっていないから、裏で捜査が行われてる。
しかも厄介なことに……襲った人はともかくとして、それを防いだ人がわからないの。
特徴は白い……オーガのお面を被ってたらしいけどね」
「……エッ?」
あれ? 響の声が裏返ったけど?
キャディ店長も、知ってるの? と言わんばかりに視線を向けているけど。響の顔さーっと白くなって、
「え、あ、や、そういうの苦手なもんで。流して下さい」
そう言うと、恥ずかしそうに顔が赤づいていく。苦手っていうのも初めて聞いたし、そうなんだって。
「まぁそういう事で、最低でも2人不明な人が居て、1人向こうについた。
本当はこのまま何も無ければ良いんだけど……レジィの事だから必要以上に敵を作ってる関係で、何かしら動きはあるはず。
そんな状態で、頼るのは貴方達だけよ。ごめんなさいね」
「いえそんな。でも、私達はやれることをやるだけです」
「フェイトさんの言うとおりです。とりあえず出来ることをして、積み重ねたものを発揮するだけです」
反射的に応える私達に一瞬驚いて、すぐに笑みで答えてくれる。
「全部終わって落ち着いたら、六課の皆連れていらっしゃい。事前に連絡を入れてくれたら、ご馳走するわ」
……本当に昔と変わらない。キャディ店長は……キャデラックさんは本当に優しい人だって。
そんなこんなで……六課に戻れば。
「なぁなぁ、なんか進展あったん? 二人っきりで密室で」
「何もなかったよ。私も響も大変だったんだから」
「そういうても一緒にいる時間多かったんやしなんかあったやろー? ちょっとでええから……」
「何もありませんってば、もう!」
はやてからの質問が凄かったなって……。
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