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この素晴らしい世界に文明の鉄槌を! -PUNISHMENT BY SHOVEL ON THIS WONDERFUL WORLD!-
十丁
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としても狭い。動かしても線の攻撃だ。
お前の爆裂魔法と比べれば明らかに劣るだろう。
が、万人が使える道具という点においては爆裂魔法より使いやすかろうな」

女将にさわっていいか聞くと渡して貰えた。

「かなり古い型だな…」

鑑定魔法を使って調べる。

「マジか……これ………」

かの有名な、三段撃ちに使われた内の一丁。

現代日本に持ち帰れたならば、どれだけの値が付くことか。

「女将さん、これ、大切にしてくださいね。異世界の歴史に於いては恐ろしく重要な物ですから」

女将さんに火縄銃を返した。

お祖父様の形見だし雑には扱わないだろう。

リーアとフェイベルとこめっこが女湯へ。

俺も男湯へ……と考えてたらめぐみんとゆんゆんから混浴に引っ張られた。

「おいなんだよお前ら」

「異世界の話教えて」

「私も詳しくは知らないので」

「………………………気にしないのかよ?」

「ええ、まぁ。にゃんにゃんに見られた程度で動じませんよ」

「わ、私もにゃんにゃん、なら、べ、べつに……」

どうやら羞恥心ほっぽって異世界の事を聞きたいらしい。

「お前らが気にしないならいいけどよ…」
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