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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第55話 同調する悪夢
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事になってまう」
「だからこそ、こんなに皆さんで警戒してる。一番いいのがそんなもん起きずに、警戒しすぎたねって笑い話になればいいんですけど……」
おや、ジト目でため息を吐いてる。
「そうすると、再三地上の各部隊に協力を要請してたはやてさんの評判が落ちますし、難しいところですね」
「……うん。ちゃんと評価してくれてる人も居るけどね」
ため息混じりにそう言われると、何とも言い返しにくい。
「人のこと言える立場ではないですが、俺ははやてさんの今後が心配です。今回のこれが取越苦労で終わった日にゃ、二度と部隊任されない可能性だってあるんですし」
「……うん、私達にとっても夢の部隊。でも、それははやての夢でもあるからね」
「実験部隊にしても、しっかりやるべきことはやっていますし、他のロストロギア専門の部隊としては全然役に立っていますし評価もされています。
……しっかりと、掴める場所は掴んで、離さず胸に仕舞わないと、俺みたいになっちゃいますよ」
「……そう。だからこそ」
「えぇ、ちゃんと支えないと。取り越し苦労だった場合は色々頑張らないといけないですしねー」
これからなんだ。私達もはやても。
でも、それ以上に。
「ちゃんとはやての事も考えてくれて、ありがとうねー?」
「え、や……」
響の頭に手を伸ばして撫でて……やっぱりすごく髪の毛がサラサラだなと。
ウズリと何かを感じる。
いやこの疼きは……、色々試してみたいなぁ。そんな疼きだ。ならば、その疼きに従って。
「……髪、梳いてもいい?」
「……構いませんけど、ちょっと顔怖いですよ?」
言われて気付いた。眉間に指を当てると皺寄って固まってる。
「そしたら一端降りて、待ってて。すぐ用意するから」
「了解です」
常備してある化粧ポーチを手にとって……フフフ。
は!? 変な笑いが漏れてたような……あ、大丈夫見られてない。
――sideはやて――
さー、今日も今日とて、書類整理を進めなければー。
なんて考えてると、ピコンと私宛のメールが届いて、差出人を確認してホッと一安心。
内容はシンプルに一言だ。
―――上手く行けたので、当日には風鈴と一緒に帰ってきます。
震離からのメッセージに返信を直ぐに書いて出す。こちらの内容もシンプルに一言。
当日ならば本部ではなく、予定通り六課へ戻ってきてください、と。
また直ぐに返事が帰ってきて。
―――了解です。それでは失礼します。
その内容を確認してから、ホッと一安心。これは私の予想やけど、多分色々向こうで合ったのを震離と流が頑張って説得して
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