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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第55話 同調する悪夢
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「その一度でいいからが嫌なんです!」
くそう、フェイトさんを躱して扉にたどり着ける気がしないっす。というか、隙が無さ過ぎて抜けれる気がしない。
「……分かった。じゃあ諦める」
悲しそうにするフェイトさんに若干の罪悪感を感じた―――のが間違いだった。
一瞬で消えたと感じた頃には、瞬時に前に詰めらたと同時に両手首を取られベッドに押し倒されて。
「捕まえた」
「……ぇ」
正直驚きました。こんなに早いとは……と言うか、こんなにも分かりやすい引っ掛けに掛かる俺って……。
「さて、響?」
「い、ぃや……」
いつもの様に笑ってるはずのフェイトさんがの笑顔が、何処と無く威圧感……というより、ちょっと恐怖を感じる。何処と無く声まで上ずってしまうし。
だけど、そんな俺とは裏腹に、俺を抑えてるフェイトさんは……。
「……ぁ」
俺の顔を覗き込むフェイトさんの顔がどんどん赤くなって。グラグラと揺れてると思ったら。フッと力が抜けて俺に覆いかぶさる。
体を重ねられてるという恥ずかしさもあるし、白いワンピースにシワが付くとか色々思う所はあるけれど。
「フェイトさん? あの、恥ずかしいんですけど?」
「……」
あれ? 返事がない。抱きしめるように覆いかぶさっているから、顔が隣にあるのは分かるけれど……。うまく体を動かせないし、フェイトさんの顔を伺うことも出来ない。
モゾモゾと体を動かそうにも押し倒されてるせいで、体を動かせないし、抜け出す事も出来ない。
あれ? この状態で動けないって……色んな意味で、やばくね?
――sideシャーリー――
響の実家に有ったと言われる2つのデバイス。一対の夫婦刀のアームドデバイス、暁鐘と晩鐘。そして、融合騎。
そのスペックを見た時素直に感動した。アームドデバイスは間違いなく現存しうるデバイスの中でも相当古い物だ。
はやてさん、正確にはヴォルケンリッターの皆さんのデバイスも古いもの、でもこちらは違う。同じ古代ベルカのものと言えど、その構造や耐久は現代の比にならないほど高いスペックだ。
カートリッジシステムを入れてるわけでもない、特殊な効果……はまだ不明だが、調べた限りではないと思う。だが、単純なワンオフ機、使い手に完全依存のデバイスなど見たことがない。簡易AIすら入っていないから、防御を始めとした魔法は全て自分で使わないといけない。
強いて言えば、高性能な自己修復機能だけが入っている。
形態変化も入っていないし、連結機能も無い。本当に刀をデバイスに収納したと言う表現が似合うデバイス。
だが、驚いたのは魔力伝導率や、その切れ味に、何よりも対魔力に置ける能力だ。1つ目の、魔力
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