暁 〜小説投稿サイト〜
悪人達がサキュバスに転生しましたが、容姿が見た事のあるキャラばかりでした
もと詐欺師は、とある褐色ロリっ子となる
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「もぐもぐ、美味ーっ!」
植物の力、半端ないね。
トマトの木?から、トマトを取って食べた。
転生前に食べた、どのトマトよりの甘くて美味しい。
他の食べ物も美味しいに違いない。
じいさん、地獄の日々?
天国なんですけど。
親の借金を返す為、詐欺師に転職。
最低な親め!って思っていたけど、俺も最低な人間になっていた。
返しても返しても、減らない借金。
そろそろ自殺を考えていたけど…やったね!
ロリっ子に転生。
しかも、プリズマ☆イリヤのクロエ・フォン・アインツベルン。
褐色の肌に、ピンクの混じった白髪。
最高じゃん!
服装はアーチャー。
魔力で武器を作ってみたら、干将と莫耶だった。
素晴らしい!
もう転生前の事は忘れて、クロエとして生きていこう。
「仕事をしてくるよ。」
「はいはい!私も行くわ〜。」
涼子が中層に向かうと、里美もついて行った。
仕事?
あっ、そっか。
温泉を作りに行ったのか。
中層にあるって言ってたし。
あとで俺も入ろう!
さてさて、サキュバスとして、どう行動しようか。
1日1回、〇液か30食分の食事。
正直、どっちでも構わないんだよね。
美味しい物を沢山食べるのは大好き。
エッチで気持ち良くなるのも大好き。
前の世界なら、色々アウトな姿だけど…。
異世界では、大丈夫なはず!
「クロエ、食堂で能力を使ってくれ。」
「了解。」
オティヌスに頼まれて、上層の食堂に行く。
いよいよ、俺のチート能力を使う時がきた。
蛇口の力!
最初、頭に情報が流れた時は、orzになった。
きっと誰でもそうなる。
効果を知った時は、超安心したけど。
「食堂に到着!」
力を使うと、手に蛇口が現れる。
壁に刺して完成!
豆腐に刺したみたいで、まったく力がいらない。
ビックリだね。
ハンドルを回すと、綺麗な水が出た。
摩訶不思議。
この水はどこから?
考えても分からないし、チート能力だから!で、済ませよう。
そして!
チート能力には、まだまだ秘められた力がある。
液体なら何でも出せる。
ジュース、ビール、油、?油等々。
便利だね!
ちょっと飲んでみよ…あー、コップがない。
しょうがない。
両手ですくって飲む。
「ごくごく、美味ーっ!」
キンキンに冷えているビールに勝るものなし!
「子供が飲むな。」
ジト目を向けるオティヌスに、ない胸を張って言った。
「見た目は子供、中身は大人、飲んで問題なし!」
「…そうだったな、ロリババア。」
「若いよ!転生前も20代だったよ!」
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