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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第52話 幼くなったのは体だけ?
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とりあえず下ろしてる。相変わらずスカートが慣れなくて足元がスースーするけど、この期間だけだからもう我慢する。
 キャディ店長のお願いは出来る限り聞くようにしよう。いろんな迷惑掛けてしまったしね……。
 
「ねぇ響?」

「……はぁい? なんですかー?」

 バサバサと洗濯し終わったシーツを頑張って……あ、駄目だ。背が足りねぇ。なんて考えてたら、後ろからフェイトさんが手を伸ばして干してくれた。
 
「はい、いいよ」

「……ありがとうございます。で、何でしょう?」

「この前聞けなかった、震離達と出会ったことを聞かせてほしいな?」

 ニコーっとフェイトさんは笑ってるけれど……。

「え、ヤですよ」

「……えっ?」    
 
 わー……フェイトさん固まったー。でもなー。
 
「唯でさえ恥ずかしい状態で、これ以上恥ずかしいのは出したくないですよ。
 特に、震離と出会ったときなんて、あんまり言いたくないですしねー」
 
 色々恥ずかしい事どころか……あれは。
 
「……じー」

「そんな目しないで下さい。むしろこの前の休みのときの、母さんの事伝えただけで勘弁してくださいよ?」 
 
「ぅ、それは」

「それに不公平です。俺ばっかり昔のこと話してるじゃないですかー。母さんが逝った時の事、俺らの管理局入ってからの事、それで子供の頃まで話したら、全部になっちゃうじゃないですかーやだー」
  
 気まずそうに視線をそらしてるけど、本当にこれで勘弁願いたい。
 
 ……今日はこの追撃がすごそうだなーと。

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