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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第51話 少しずつ動き出す事態
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隊長室にフェイトちゃん以外の隊長陣とリインが集まって、はやてちゃんから諸々の説明を受けて。
「下手したら風鈴抜きで警備……と言うより迎撃を……手数が足りなくなりますね」
シグナムさんから深い溜め息が漏れる。はやてちゃんも同じ気持ちらしくかなり疲れた様子だ。
だけど、だ。
「戦力が足りなくなっちゃうけど。一度流を戻すのがベストかな? 何方にせよ元の部隊が要請したからなのか、それともレジアス中将の単独の命令なのかわからない以上、下手に引き伸ばしたら不味いんじゃないかなって」
「……せやな。で、どないしようか? 会場に入るのは私とシグナム。その会場の回りをなのはちゃんと、フェイトちゃん。そして建物周辺の警備を皆にって考えてたんやけど?」
コチラとしての理想の編成がこうだ。
会場入りは、それぞれ別だけど当日に理想の持ち場に付けたら良いけど……実際はどうなるか分からない。
私達が合流できない場合の編成は、ティアナ達4人をヴィータちゃんとリインで率いて、内部警備に響と奏、ギンガを、外の遊撃は流と震離に。
それでも本命は、ヴィータちゃん達だ。
ガジェットを基礎戦術として出してくる以上、それを安定して倒せる戦力、よほどの事が起きても対応できるように今日までしっかりとしてきたし。
「なのは。あたしは小隊の指揮はティアナに任せるつもりだかんな」
「うん。その代わり要請があったら戻ってあげてね?」
「おう、勿論だ!」
「勿論です!」
ヴィータちゃんとリインなら問題ないし、ティアナにも改めて説明しなくちゃ。
流のその後をどうしようかと皆で悩んでいると。
『音声通信でごめんね。コチラフェイト、どうしましたか?』
良いタイミング……って思ったけど。
なんか声幼くない? 気の所為かな?
――――
一通り事の経緯を伝えた上で、近くにいるであろう響にも意見を仰いでもらえば。
『にゃる……なるほど、普通に流の件。震離を六課からのメッセンジャーとして一緒に行かせて、その上で流を六課に再出向させてもらえるよう頼ませれば良いんじゃないですかね?』
「にゃ? まぁええわ。それも考えたんやけどその場合空いた場所に誰入れるん?」
……なんか響も声は何時も寄りちょっと高い気がするし、なんか口回ってない気がするけど……どうしたんだろ?
『俺とギンガでコンビを組んで。奏の所に……紗雪を入れたらどうでしょう?』
おっと? これは予想外。でも紗雪か……奏と外に行かせるのも有りかな? それに響だったら。
『俺ならギンガと合わせられる自信ありますし。室内戦なら、空飛ばなくていい分、俺も対応出
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