暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第51話 少しずつ動き出す事態
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かスカリエッティにつながる何かが……もしくは、対峙する可能性が高いから送られてきたと仮定出来る」
黒い方向で考えれば、六課の監視も合っただろうが本人にそれらしい動きをしてなかったからな。結果的に一番酷いのが俺たちだったっていうね……。笑えないなー本当に。
「……その流に帰還命令がくだされた、と。もしかして何かあったの?」
小さく手を上げながらスバルが言うけど。
「それは分からない。今回の命令だって意味が分からないけど……楽観的にも悲観的にも見れるし、正直意味わからないもの」
困ったように両手で頬杖してる時雨が答えてくれる。
突然の命令で、外に出てたシグナムさんとライトニング呼び戻して、訓練中だったスターズも中止して、今いる隊長陣で集まって話し合う程だしな。
理由は勿論。
「十中八九、陳述会で何かが起きるのは確定しちゃってるもんだしねぇ」
時雨の一言で、ブリーフィングルームが静かになる。
普通の部隊なら此処でそんなバカな話がと笑うだろう。だけど……。
「クランベル元三佐の離脱で、内部情報はある程度持っていかれたと考えて……まぁ、襲うには絶好の機会だからなぁ」
「でも。そんな時に襲っても、返り討ちに遭うんじゃ?」
ギンガさんの指摘もそうだけど。
「良いんだよ。遭っても。襲って少しでも混乱させることが出来れば、それだけで価値があると証明出来る。
もしこれで管理局員を倒した! なんて出来てみろ。いろんな組織がスカリエッティと接触しようとするよ」
皆の顔が青くなるのを見ながら、時雨が継いで。
「その上ガジェットドローンの製作者っていう大々的な告知にもなるしね。AMF内蔵してるから、そのシステムだけでもほしいっていう組織は多い。
そんな中で倒れりゃ間違いなくまずい方向に傾くよね。タダでさえ、地上本部は結構ギリギリだから」
多分ティアナやギンガさんは気づいてんだろうけど。そもそも厳重警戒してる中で襲えるというだけで、それを実行できるだけの敵という印象を与えられる。
このアドバンテージは凄まじい。
だからはやてさんは、フェイトさんと響にも相談しようとしてたのに……なんか連絡取れなくて焦ってたし。
どうするもんかねぇ?
流と震離、奏はデスクワークしてるし、煌と紗雪は108のおつかいから帰ってくる。いや、もう帰ってきてるかな?
流以外の面子にはとりあえず伝えてるけど、震離がすっげぇ切れててヤバかったなぁ……。
――side響――
……初めて見たとき、素直に小さく悲鳴をあげました。
ガチャリとドアを開けて入ってきた身長2メートルの筋肉質な男性。カイゼルに、ドスの
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