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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第51話 少しずつ動き出す事態
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も相談をしようと思っとったやけどなぁ。
問題はすぐにやって来た。
レジアス中将からとある命令が飛んできた。差出人の名前を見て嫌な予感がした。やけど、その内容を見てもっと驚いた。
――風鈴流空曹の異動を命ずる。直ちに所属部隊へ戻るように。
ありえへん。よりにもよってレジアス中将からだけや無く、この命令書には地上の重鎮も絡んでるせいで突っぱねる事も出来へん。
そもそも何でこのタイミングで、レジアス中将がわざわざ流を指名して異動させるのか。それが分からへん。
お陰で陳述会での皆の振り分けが大きく変わってまう……。
……ほんま最悪や。
2人もちゃんと帰ってくる……やんね?
まぁええか。優夜が何となくでも知ってるから説明しますよって買って出てくれたし。
今頃ブリーフィングルームで話を聞いてる頃かな?
――side優夜――
特殊鎮圧部隊。通称、管理局の裏。表立って行動する事が出来ない案件を極秘裏に片付ける部隊。しかもそれは外に向けるだけでなく、必要とあればその矛先は自分たちにも向けられる。
ついたあだ名が死神部隊。文字通りの魅入られたらそれは死を意味する。任務の達成率は100%。ただしその訳は失敗したら後を残さず消えることから、失敗だと判断されない。
そんな部隊。俺達も実在するか分からない。所属している人達は階級が低いにも関わらず、それに見合わない実力を持っている。
「っていうのが、流が所属してるかもしれない部隊ってこと」
俺が知ってる限りの情報、かつて調べようとして得たことをティアナ達4人とギンガに伝える。前もって伝えてるのがあくまで俺達が知ってる情報は噂程度だという事は言ってる。
実際、流が部隊の情報を頑なに言わないのは恐らく……知ってしまったら不味いことになるって理解してるからだと思う。
流と言う人材をここに送った事。それ自体は機動六課一同、感謝してる。実際庇ったりして貢献してるしな。
だからこそわからないのが、異動命令がどこから出てきたのか分らない事。辞令書自体はレジアス中将からだが、そもそもレジアス「中将」が「空曹」の異動を指示するなんてありえない。
それに、だ。流の様子を見た限りではそんな素振りは見せてなかった。
見せてたら震離がわかりやすくへこむはずなのに、この情報を聞かされるまでおとなしかったし。聞かされた瞬間この世の終わりって位に、あいつの回り闇に包まれてるし。エリオやキャロに励まされる事態だし……。
「……あの? 仮にその部隊が存在しているとして、どうして六課に?」
ティアナの疑問はもっともだ。一番可能性が高い仮定を出す。
「多分だけど、レリックを集めて行けば、いつ
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