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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第49話 トラブル発生
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に分からないし。
で、現在フェイトさんと共に目撃のあった場所へ向かうため、該当区域の地下高速管理施設に挨拶を済ませる。俺は捜査官の資格を所持していないから、あくまでフェイトさん主導で捜査は進められるし、責任者もフェイトさんになってる。冗談でハラオウン執務官に従いますよーって言ったら軽く怒られた。
フェイトさんを指名したのは本局の上層部らしい。しかも、カテラ・フリートウッド事務官経由の依頼ということは、閣下も知ってる任務、もしくは一枚噛んでるかもしれない。
かなり面倒なのか、もしくは現在進行系で何か起きてるか、過去に何かあったからなのか分からない。
ただ、フェイトさんが俺を選んだのはよくわからないけど、頼られて居るなら頑張らないとなー。
で、目撃の多かった場所へ行くと。多くなりそうな理由がそこにはあった。何でかというと。
「……廃棄区画と繋がってりゃそりゃ誤認するかもしれませんね」
「うん。しかも施設の人達は知ってて放置してるみたいだから厄介だね」
「そうですね。花霞、区画図出してくれ」
『了』
出された図面を元に、目の前に今の現在地と、貰った区画図を照らし合わせる。すると、現在地は区画図のギリギリ範囲内。廃棄区画から先は何もないとなっている。その上。
「壁は薄汚れてるのに、廃棄区画へ繋がる壁は断面はまだ白いし、ここ最近……ここ数ヶ月って所か。外から壊されて放置するのも凄いですね」
「そう。綺麗にカットされてるけどコレは……レーザーか何かで斬られてる。ガジェットが本当にいるかもしれない」
僅かに熱で爛れた断面を見つつため息が漏れる。ふと後ろを見れば監視カメラは見えているが、図ったようにここは死角だし。
「鬼が出るか仏が出るか、それとも蛇が出るか。行ってみましょうか」
「もしくはおばけが出ちゃうかもよ?」
「……ヤダなぁ」
陸士の制服からバリアジャケットへ変える。今までは二本合った刀が今回からは花霞のみになった。ちょっと寂しいけど、まぁ仕方ない。フェイトさんもジャケットを纏ったのを確認した後。中へと踏み込む。
―――
捜査を初めて早1時間。収穫は殆ど無い……けど。
「……足跡が新しい。やっぱり誰かが出入りしてる……でも」
腰を落として見ているのは、積もった埃の中に複数の足跡を見て最近まで誰かが何人かで入っているのが分かった。だけど、フェイトさんの表情は曇ったままだ。何故かと言うと。
「……裸足で歩いた人がいる。しかもこれ……大人も子供も。どうして?」
他はブーツのような靴で歩いたのが分かるのに、何人かは素足だ。だけど、この足跡の先か、その元を辿るかとなった時、とりあえず……。
「保護出来るかもし
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