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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
幕間 四幕 星海に祈りを一つ
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当てられた)
(うん、私も驚いた。たまたまかもしれないけど、こんなにタイミングよく言い当てるものなのかな?)
(……わかんない。でもさ、占いの通りだったら、凄く嬉しいなって)
(そうね。そうよね)
2人でそんな念話をしている間に。
「貴女は夢について悩んでますね? これから貴女にはいろんな道が出来ますが、貴女の望む。一番目指していた道が、向こうから来ます。それを手に取るかどうかは貴女次第ですが……大丈夫。ちゃんと叶いますよ。
何より、管理局制服ではない、違う制服を着ているランスターさんが此方には見えました」
今度はちょっと具体的な回答を。あんまり興味がなさそうなティアナもこれには凄くうれしいらしく、とっても笑顔で。
「ありがとうございます! 私、がんばります!」
「はい。此方も僭越ながら応援しております」
……凄いな−。ミッドチルダで占いってそんなに人気出てないのになー。
よし!
「次は私です! 宜しくお願いします!」
「はい。それではこの御札を握って下さいね」
そう言って渡された御札を見て……ちょっと既視感。そう言えばこれ見たことあるような……って。
握って、今悩んでることを思い描こうとした瞬間。
「……待った。ギンガさん。待って」
「へ?」
目の前のサテラさんからの言葉で意識を戻せば。どことなく顔色の悪くなっているサテラさんの顔がある。
大丈夫? と声をかけるよりも先に。
「……近いうち、何か大きな事に関わることってあります?」
「……いえ? あ、あります。ちょっとお仕事で……」
大きな事といえば、今度行われる地上本部での公開意見陳述会があることを思い出した。
「それは屋外? 建物? それとも室内?」
「……何方かと言えば室内寄りです、はい」
……明らかに様子が違う。
「……ならば、何があっても。1人で動かないということを……今、約束できますか?」
「え?」
ギュッと、私の手を両手で包み込むように握るサテラさん。心配するように、いかないでと行っているように見える……けど。
「んー……平気ですよ。多分、妹とその友達も居ますし、心強い同僚も居ます」
「……しかし、それでもです。もし単独で動けば……怪我じゃすまないかもしれません」
嫌に具体的だと思う反面、本当に心配しているのが分かる。
だから、その手を更に包み込むように右手で包んで。
「私の同僚たちって凄く強いんですよ? だから平気ですよ」
「……そう、ですか。ならば、その人達と離れないようにしてくださいね? 後は……金髪に翠の目の人とは離れるように」
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