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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
幕間 四幕 星海に祈りを一つ
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(ギンガさん、あの……サテラさんって、誰かに似てるような……?)
(やっぱりそう思う? 私もそう思うんだけど、違うって否定されちゃった。前にシグナムさんにも勘違いされたみたいよ?)
(シグナムさんも? だとするとそれは……)
(そ、響。何だけど……やっぱり似てるわよね?)
あんまり納得いかないように首をかしげるティアナを見ながら、やっぱり思う。
性別が違うというのに、どうしてか響の姿がちらついて仕方ない。
髪の結び方……いや、纏め方が似てるから? だけど、響は黒髪に対して、サテラさんは銀髪で結び方は高めの場所で一纏めにしているから違うというのが分かる筈なのに。
……良くあるドッペルゲンガーというやつなのかな? 響と会わせて見たいと思う反面、何となく性格が合わない気がするのはなんでだろ?
「ねぇサテラさん? 占い出来るんだったら、私のこと占ってみてください!」
「え? あぁ。良いですよー。あんまり的中率高くないですけどねー。用意するので待ってくださいねー?」
パタパタと、広げた道具の中から、真新しい御札を持ってきて。
「さて、この御札を強く握ってください。そうするとアナタの現在と未来が……此方は何となく見えます」
……すごーく、胡散臭くなったわ。
「そして、今悩んでることを強く念じれば、それに対する回答をお答えしましょう」
「わかりました! うぉぉおおお!」
……スバルってば、力みすぎて魔力が溢れて……あ、札が消し飛んじゃった。
「あ、力まなくていいので……って、遅かった。魔力で札が消し飛んじゃった……凄いですね」
バカスバルと、後ろからツッコミを受けて、スバルの顔が真っ赤になるけれど……。
「さて、それでも読み取れたものからお伝えしますね。
スバル・ナカジマさん。貴女は今、知り合いに隠し事をしている。そして、それは重い事だと捉えてますね?」
……おっと? 思わず私もスバルも目が点になった。あまり占いは信じないというティアナもだ。
「あ、あれ……? ち、違ったんでしたら否定して頂けると幸いなのですが?」
「へ? ……あ、はい! あってます……」
「そうですか。さて、端的に言うと。隠し事を話しても問題はないでしょうと」
「……え? や、かなり重い事……なんですけど?」
「えぇ。
此方
(
こなた
)
はその隠し事はわかりませんが、もっと占えばそれも割れますよ?」
「え、遠慮したいな−って……あ、あは、あははは」
「それは残念。次はランスターさんですね。コチラへどうぞ」
「は、はい!」
そそくさと席を離れて私の側までやって来て……。
(ギン姉。あれ、凄い……
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