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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
幕間 四幕 星海に祈りを一つ
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しれないんだから。
アーチェとは最近あまり連絡を取れていないけど、時折本当に友人と連絡を取るようなメッセージのやり取りが出来る。
それが無くなるかもしれないのは恐い。
でも、いずれバレることならばと話して安心を買えるならと私は考える。
それに。
――きっと、平気。それで目が変わる人だったら、あんなに人に慕われる訳ないじゃない。
これに尽きる。あの日戦った皆の上に立つのが響、自分よりも上だと言う煌さんや、紗雪さん達を纏め上げてた人ならばと。
これを聞いて、それならお願いしてもいい? と、了承した。ティアナも様子を見るならばと同意してくれて。
この問題は私が預かることになったのが昨日の事……何だけど。
――――
「端的に言うと。隠し事を話しても問題はないでしょうと」
「……え? や、かなり重い事……なんですけど?」
「えぇ。
此方
(
こなた
)
はその隠し事はわかりませんが、もっと占えばそれも割れますよ?」
「え、遠慮したいな−って……あ、あは、あははは」
「それは残念。次はランスターさんですね。コチラへどうぞ」
「は、はい!」
……占いとか普通に興味あるスバルが当たりすぎてて凄く引いてる。
あれから泊まって、最後のお休みをミッドで食べ歩きしようと三人で歩いている時に、以前貰った特別クーポンの事を思い出して、そのお店に来たんだけど。
店長さんが留守にしてる関係で閉まってた。そして、スバル曰くこの喫茶店S.H.F.は一部の界隈では非常に人気な行列店らしく、私のクーポンを見たとき大きく喜んでいた。
だからこそ、閉まってたのを見て、膝から崩れ落ちたのを見た時には、普段突っ込むティアナでさえも、また次があると慰めていたら。
ひょっこりとお店の入り口から店員さん……もとい、執事っぽい格好に前掛けを着けたサテラさんが顔を出して。私達の状況を察してくれた。
そして、お店はしてないけれどせっかく来たのならと店内へ入れてくれて、お茶を頂いている。
お代を払おうとしたが、此方が暇してたから良いですよと断られた。
スバルは雑誌に乗る程のお店のアイスパフェを食べられてご満悦だったけど、私やティアナは店内の机に広げられている見慣れない御札? に目が行った。
それ以外にも色々道具があるけどなんだろうと気になっていたら。
「それ占い道具なんです。此方はあまり得意ではないんですけどね。それに試作品をどうしようか悩んでいたので、知り合いに会えたのは大きかったです」
テキパキと追加のアイスパフェを出してくれて、スバルの目が更に輝く。ティアナも口にして美味しいと喜ぶ反面、サテラさんが後ろを向いて準備していると。
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