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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第48話 贈られた内容、そして疑念と再来を誓って。
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――side響――
「フェーイトさーん、シャーリーさーん。少しいいですかー?」
「なーにー?」
「どうしたの?」
昨日の一幕から、なんとか六課の隊舎まで帰り着いて、今朝の事務仕事も一息着いてからの。
まぁ、今朝は今朝で色々合ったというか。普通にエリオとキャロに新しい仕事のレクチャーしたり色々してたんだけど。不思議と皆が有給の事聞いてこないから、コチラから応えることもしてない。まぁ、何のために取ったのか知ってるからだろうなー。変に気を使われるよかこうしてくれた方が俺は有り難い。
で。バック片手にデバイスルームにお邪魔して。
「突然で申し訳ないんですけど。これ……やっぱもうダメですよね?」
スッとシャーリーさんにデバイスを。今まで使ってた方を渡す。なんだろーって、不思議そうな顔をしながら、デバイスと機器とを接続して、一瞬で表情が曇る。
「……な、何があったの?」
「……まぁ、色々と。やっぱもう逝っちゃった?」
「……よりにもよってデバイスのコアの部分が破損してる。直せないことはないけど……時間掛かるよ?」
言いにくそうに目を伏せる。まぁ、分かってたことだしな。仕方ない。それに、だ。
『データの同期は完了しています。力不足……ですが、精一杯貴方に着いていきます。我が主』
「あぁ、コチラこそお願いするよ。シャーリーさん。それ……一応お願いしても?」
「うん、勿論。今まで一緒だったもんね、気持ちはよく分かるよ」
任せてって言わんばかりにどんと胸を叩く。そして、むせたので、フェイトさんが背中を擦ってやって……。
で。
「それも要件の1つ何だけど……マリーさんは今日はいらっしゃらない感じ?」
「うん。本局に行ってるよ。何か用だった?」
「まぁ、用っちゃ用だな。シャーリーさん以外にも意見が欲しくてなー。これからはやてさんの所に行くから付き合ってくれ。この時間帯ならリインさんもまだはやてさんの所に居るだろうし」
「うんいいよー。でもリインさんまで何で?」
「行くまで内緒……ってか、オレ一人じゃ判断に困ってなーそれでだ」
思わず深いため息が出てしまう。そんな様子を見て不思議そうにしてるシャーリーを連れて、部隊長室へ。
……ちらりとフェイトさんに視線を向ければ、どことなく不機嫌なのはなんでだろうと? こういう話をしてるから、あまり入ってこれないからかな?
さて、今日は初めて会うから、まずはしっかりとブザーを鳴らして。
『どうぞ』
その声とともに部隊長室の扉が開いて。
「失礼します! 緋凰響空曹並びに、シャリオ・フィニーノ一等陸士。ご相談があって参りました!」
「はい。了解しました。後はいつも
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