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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第48話 贈られた内容、そして疑念と再来を誓って。
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思わなかったけど……。
「じゃあ、皆、そろそろ行こうか?」
「「はい」」「雫ちゃんまたねー」
半泣きのヴィヴィオを抱きつつ、なのはさんがファリンさんの車へ乗り込む。私達も皆さんに頭を下げてから車へ乗って。窓を開けて、もう一度。
「また来ますねー」
車が出ると同時に手を振る。ヴィヴィちゃんは、見えなくなるその時まで手を振り続けてた。
―――
昨日の晩の予定なら月村邸に設置された転移ポートから帰る予定だったんだけど……。昨日の襲撃で、銃声が聞こえたとかなんとかで警察が近くに来ているらしく。下手に接触するのもどうかということで来た時と同じポートで帰ることに。
アリサさんも暫くはすずかさんと一緒に居るつもりらしい。下手に一人になって人質とかになることを警戒してだ。
一応電話越しで2人にも帰ることを伝えた。そしたら改めて御礼を言いそうになるのを止めて。どうしたもんかなーって考えてたんだけど、それを隣で聞いてた流が1つ要求したのが。
―――次来たら色々案内して貰って良いですか?
そう伝えた。そしたら、二人共笑ってくれて、そして笑顔で了承してくれた。それくらいなら安い事だと。流も若干苦手意識はあるらしいけど、それでも割と好意的に捉えてた。実際笑顔で必ずまた来ますって言ってたしね。
で、そんなこんなで今回の休日。響たちとは打って変わってアクシデントに見舞われたけど。なのはさんの本来の目的は達したわけだし、結果的には良かったかなって。私も流も新しい交友関係が広がったわけだし。私なんてメイド服貰ったわけだし……フヘヘ。
「震離、顔だらしないことになってるよー」
「……失礼しました」
なのはさんも苦笑い。多分貰ったモノの内容は知らないとは思うけど……うん。
だけど、心に誓った。またお休みが貰ったら流と……ううん、幼馴染全員で来たいなって。
――side響――
「……俺だけ別件? 何でまた?」
「うん詳細は明日ね。依頼主がちょっと変わっててね」
チームライトニングで晩御飯を食べてる時にフェイトさんからそう伝えられて、思わず手が止まる。と言うか明日ライトニング一同で調査任務って聞いてたんだけどなー。
「まぁいいや。ちなみに奏達は明日何処で調査なんですか?」
「私達は中止。フェイトさん主体で調べるはずが違う予定入ったし。だから明日は通常業務かなー。私はキャロとフルバック用の特訓かな」
「がんばります」
むんと小さくガッツポーズをするキャロと、今度こそ技を憶えますって燃えるエリオ。ふと困ったように苦笑いのフェイトさんが。
「本当はギンガと響に違う所をお願いする予定だったんだけどね。この前の件を集中して調べても
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