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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第48話 贈られた内容、そして疑念と再来を誓って。
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、流石にそれは出来なかった。あいつらの動きを知ってるとは言え、それを教えられるかと言われれば流石に不可能だったし。
でも、教えられるってことは良いよなぁって見ていて思う。ちょっと羨ましいし。
「お? 響かー? どうしたよー?」
「お、ヴァイスさん。お疲れ様でーす」
後ろから声が聞こえて、振り向くとヴァイスさんがそこに居た。偶然かなって考えたけど……。
「ほい、奢りだ飲め飲め」
「いただきます」
缶コーヒーを貰って2人揃ってゴクリと一口。うん、美味しい。
で、遠目からエリオと煌の特訓を眺めて……。エリオが膝を着いて、一段落ついたのが見えた。
「……で、何用ですかヴァイスさん? 偶然ってわけじゃないでしょうに」
「なんだ、バレてたのか」
顔は見えない。だけど声が笑ってる。まぁ隠す気もないだろうしねー。
「いや、なに。暇だからじゃ駄目か?」
「……いいえ? 気楽に話せる目上は本当にありがたいので」
文字通りの意味で、本当に助かる目上が此処には多い。普通なら真面目に上官には敬わないと行けない、それは普段の態度からってなるのに此処は本当に緩いもんなぁ。
「お前ら。六課終わったらどうするんだ?」
「まーだ何も。ただ、震離は流と一緒にどっか行くんだろうな−って」
「……そうなのか? なんでまた?」
「や、まだわからないんですけどね。この前の1件以来やけに距離が近づいて居るので、もしかすると」
それを最後に沈黙が続く。別に気まずいってわけじゃないけど、何処か心苦しい。どうするかなーって考えてると。
「……可愛いもんな流」
「それ。震離の前で言ったらどうなるかわかりませんよ?」
「バッカ、流っていう嫁をゲットして羨ましんだよ! じゃあな休憩終わるから行ってくるわ!」
バンバンと背中を強く叩かれる。思わず涙目になるけれど。
「えぇ、また」
振り返った時には既に背中を見せて階段へと向かって行ってた。やっぱあの距離感すげぇって考えてると、ひらりとヴァイスさんのポケットから写真が一枚落ちたのが見えて。コチラまで飛んできた。裏面だから誰かは分からないけど……。
「ヴァイスさん、写真落ちましたよー」
「お……っと、ってゲッ!?」
ゲッて……何でそんなヤバイって顔されてんだか。
なんて思いながら写真を裏返して見ると。そこに写ってたのは……この前の流(性転換)の写真だった。しかもなんか涙目でスカートを必死に抑えてる写真。
何処で撮ったんだこんなもん?
思わず目が点になって、ヴァイスさんを見る。ただし家畜を見るように冷たい目をしてる自覚もある。
「し、仕方ねぇじゃねぇか! 知らないだろ
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