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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第48話 贈られた内容、そして疑念と再来を誓って。
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は優夜や煌、時雨に紗雪が止めてくれる。だから、私は間違えてしまった、あの人を更に鋭くさせてしまったから。
―――だから、今の響を落とそうと思ったら至難の業ですよ。あの人の抱える全てを受け止めなきゃいけない。あの人が抱える罪も後悔も何もかもを。
―――もしもソレが出来る人が居たら、私は安心して任せられる。
って悲しそうにそう言ってた。同時に。
―――まぁ、響狙ってる人多いんですけど、私中立なんでー何処にも与するつもりは無いんでー。だからこれ以上は吐かないですー。
この発言には驚いた。酔っ払ってたから確証は得られなかったけど。恐らくフェイトちゃんも惹かれてる事に気づいてると思う。
実際六課に来てから1人。最近だともう1人惹かれてるかもねと言ってたけど……。
年下2人がダウンした後、すずかちゃんとアリサちゃんから伝えられた。すずかちゃんの……月村家の秘密を2人に伝えたって言われた。そして、なんてこと無く受け入れられて嬉しかったって。
私やフェイトちゃん、はやてちゃんに話した時も、彼女は凄く震えていた。アリサちゃんは一足先に、違う件で聞いてたらしいけれど、それでも話した時は拒絶されるんじゃないかって、怖かったって言ってた。
勿論私達も受け入れた。既に魔法ということや、フェイトちゃんはやてちゃんと出会った経緯も説明した後だったけど。
震離や流の場合突然言われたにも関わらず受け入れたこと。ソレは本当にすごいことなんだけど……。
前にフェイトちゃんが自分がどういう存在かって、告白した時受け入れてたことを思い出すと、この子たちの懐は本当に深いんだと再認識させられる。
だからこそ震離の言葉が重く感じるし、違和感を覚える。彼らの重い過去を聞いてどうにも納得行かない。漠然としていて何ともいい難いけど……。今はともかく、解決しないと不味いことになるんじゃないかと……。
とは言っても、流の事もまだ完全に解決できていない私が思うのも変な話なわけだけど、ね。
――side流――
頭痛に悩まされながら、思考が纏まらず何処かスッキリしない。近くで私を呼ぶ声が遠ざかってくのを感じながら。流石に高町隊長……じゃない、なのはさんのご実家とはいえ、床にお布団を敷いて眠ってるせいなのか、ヴィヴィオと雫ちゃんの足音が遠ざかっていくのが分かった。
きっと頭痛でダウンしてる私に気を使ったのか、もしくは遊べないとわかったのか、それはそれで悲しいけれど……今は仕方ない。
不意に頭が持ち上がって、暖かいモノの上に置かれたような気がする。同時に自然と心が暖かくなるのを感じ、頭痛も引いてきたようにも感じる。
ふと、前にヴィヴィオに言われた事を思い出した。流のお母さんは? という質問を。
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