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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第48話 贈られた内容、そして疑念と再来を誓って。
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らう為に」
「……あーあの時の。そうですね、気になる点はまだありましたし」
実際の所ヴィヴィオが人造魔導素体っていうのは分かった。けど、何処で作られたかまでは分かってないし……。ふと視線を横にずらすとエリオが思い詰めたような顔をしてる。確か以前フェイトさんの告白の時に言ってたことを思い出した。フェイトさんも、キャロも心配そうに見てる。
うーん。何とかして空気を変えないと……なんか、何か無いかなーと考えてると。
「あ、響ー」
遠くから呼ぶ声が聞こえて、その方向へ振り向くと。すっごい笑顔で、スキップでもするかのように軽やかに走ってくるシャーリーさんの姿が。
「お疲れ様ですシャーリーさん。どうしたんですか?」
「うん、おつかれ〜。あ、フェイトさんもお疲れ様です」
もって言ったってことは完全に用件あるのは俺か……、そう言えばさっき紗雪達が言ってたな。今日シャーリーがあんまり居なかったって……まさか。
「デバイスの解析楽しいよー!」
「いや、通常業務しようよ」
サムズアップでいうシャーリーに思わず突っ込む。今日一日それに費やしてたんだろうなー。まぁ、悪い話じゃないし、俺の知らないところだしまぁ良いか。
何より気まずいのが、エリオやキャロ、奏も何の話だろうって顔してるし。デバイス見つけたって話まだ言ってないし。
「花霞に今わかってる分のデータ送ったから見ておいてねー。それじゃあねー」
しかも言うだけ言って帰りやがった。
で、皆からの視線がくっそ刺さる……。いや、刺さるって訳じゃない。何の話って純粋な疑問だろうし。なんていうか……自慢してるみたいで嫌なんだよなぁ。
「……言わないと……ダメ?」
「うん、教えて」
「うっす」
奏さん、真顔で頷くのおやめ下さい……怖いっす。
とりあえず事情説明。と言っても有給使って実家帰って少し調べたらデバイスが出てきたっていう話。勿論、融合騎とアームドデバイスだって言うことも説明した。融合騎には人格がまだ入っておらず、無いなら花霞を移すかもしれないってことも説明した。ただ、デバイスとしての機能の詳細は俺も知らないってことを伝えたら……。
「まぁ、形見なら変なものってこともないだろうし。良いじゃない」
「……えー、まぁ……なんというか。そんなもんが置いといて今まで気づかなかった俺って」
思わず目元を覆う。実際ミッドチルダに行くまで2年有ったのにねー。まぁ、あまり部屋を荒らしたくなかったっていうのが有ったしなぁ。
「響はそれが使えるようになったら変更するの?」
「……ぁー」
フェイトさんの質問に少し考え込む。正直な所。要らないってことはない。かと言って必要……必
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