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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第47話 迎撃と幸運と、報酬はメイド服で
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――side震離――
ファリンさんからティッシュを貰って鼻に詰める。後は流の格好にテンション上がって吐血してしまった事を謝罪する。その間にもファリンさんが流にずっと謝罪してた。今お屋敷にある洋服で直ぐに出せて且つ流のサイズに合うものがこれしか無かったからという事。
そして、他のメイドさん達もノリノリで着せてしまったこと。その他色々謝罪してたけど。
等の本人がそんな事よりこの状況について考えましょうって、気にしなくていいっていうポーズを取ったお陰で、いくらか気にしなくなったみたい。
だって、可愛いんだもん。そんな流の姿を見て、アリサさんやすずかさんが、唖然としている間に……。
「で、どうする? 敵の総数がわからない以上、下手なことは出来ないよ? ってか着替える?」
ティッシュを詰めてるせいで鼻声になるけど、今は緊急事態だし無視しておく。流も現状を把握していて、皆の前に出てきた時の恥ずかしさは既に無い。
「そうしたいのですが、既にその時間も無いかと。敵はこのお屋敷の警備ロボの分布を見て正面から来るつもりみたいです」
「……正面から倒したっていう勲章も追加で欲しい、と。舐めてるね」
二人してため息が出て来る。珍しく分かりやすい悪態をつく流が珍しくて、つい頬を撫でる。
「……流。何分持つ?」
「コチラから攻めなければ、警備ロボやドローンと共に20……短くても15分は」
「……分かった。ファリンさん。ここから翠屋の方角を教えてください」
「は、はい!」
どこからか持ってきた地図を広げて、翠屋の位置を確認。ここからなら……追手が付いたとして、片道7分程度。つかなきゃ5分で行けるな。
正直な所、私も一緒に防御に徹したいけど。あくまでそれは魔道士としての話。今の私はちょっと身体強化出来る程度の娘だ。剣術も知ってる。けどそれはあくまで「知ってる」だけだ。普段は魔力で補助された上でしか使えない。
響達6人なら武術の心得をしっかり体得してるんだろうけど、私のは所詮付け焼き刃だし。
流も私もお互い理解した上で、この作戦を取った。まだ色々戦闘……いや、防御が出来る流が守ってくれている間に、私が外部へ助けを求めに行くということ。
「な、そんな、流だけで護るっていうの!? 無茶よ!!」
声を張り上げてアリサさんが叫ぶ。まぁ、普通は無理だと思うよね……。
「ファリンさん。すみませんが箒でもなんでもいいので、長物を頂けませんか? 返せる保証はございませんが」
「え、えぇ、すぐに用意致します」
裏では流が武器になりそうなものをお願いしてるし……。アリサさんとすずかさんは慌ててるし。とりあえず、時間はなくなってきてるから手短に。
「安心……は出来な
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