暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第47話 迎撃と幸運と、報酬はメイド服で
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前で銃撃騒ぎが起きたけど。今はまだ様子見。敵がどの程度居るのか分からないし、何よりお父さんの元へ連絡も何も来ていないことから下手に動くのはやめようと、皆待機している。

 だけど。

 バタンと扉が開いたと同時に皆の視線が、その人物へ集中する。そこに居たのは。

「緊急連絡。現在月村すずかさん宅が銃で武装した者に襲撃されています。なので、手を貸してくれませんか」

 全ていい切ったと同時に、扉にもたれ掛かって、肩で息をする震離の姿がそこにあった。

 瞬間、店内に一陣の風が吹いた。同時に……。

「美由希、直ぐに用意をしなさい!」「ノエル、私達も行くわよ!」

 お父さんと忍さん、お姉ちゃんが慌ただしく動く。そんな様子に……いや、風が吹いた時点で目を丸くしていた震離は。

「び、びっくりした。一瞬で男の人が駆け出してった」

 驚いたと言わんばかりに胸を抑えてる。お父さん達が準備している間に側へと駆け寄って。

「何があったの?」

「順を追って説明しますね」

 軽く深呼吸をしながら話を聞く。

 曰く今日たまたま家電量販店で買い物をしていたら、流が銃を持った二人組を発見。同時に店員もグルだと見抜いた。
 誰が狙われてるかわからないまま下へ降りると。たまたま来てたであろうアリサちゃんとすずかちゃんとばったり遭遇。同時に、銃を持った二人組がすずかちゃんへ発砲したのを流が防御、そのまま2人を連れて離脱したけど、それでも尚追われたけど、すずかちゃんのお家まで逃げることに成功。
 しかし、連絡手段が全て絶たれている為、助けを呼ぶことが出来無かった。そして、現在流が単騎で防御をしつつ、震離がコチラまで伝えるためにやってきた。

 それを聞いて。

「「え、今流君しか居ないの?!」」

 話を聞いてた、お父さんとお姉ちゃんが叫んだ。対して忍さんとノエルさんは不思議そうに首を傾げている、一応私と同じ魔道士という事は伝えてある。だけどその容姿と歳はまだ言っていない。
 多分、お父さん達は今の私達の状況を知っているからこその叫び、忍さん達は魔法が使える人がいるから大丈夫だと考えていると予想する。

「だって、今のなのは達はあんまり魔法使えないんでしょう!?」

「「えッ!?」」

 それを聞いて更に慌てる忍さん達。それもそのはず。多分予想してた以上に事態は不味いことになってるだろうと考えてるはず。
 だけど私は。

「ここに向かう前の流は20分は固いと言ってました。なので、私達が後ろから強襲すれば制圧は可能かと」

 その震離の一言を聞いて少しホッとする。そして皆が外へ出ると同時に私達も追いかけて外へ出る。私や震離は身体強化使ってるけれど……。
 普通に、夜の街を翔けるお父さん達を
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