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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第47話 迎撃と幸運と、報酬はメイド服で
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……お兄ちゃん達と同じものを見る事は叶わなかったから。
そして、深く頭を下げながら、2人の姿が消えてった……。
ふと、ショルダーバッグを見せたときフェイトちゃんが不思議そうに首を傾げてた事から、中身を知らないのかな?
本当は色々話をしたかった。ちょっとだけ聞いた事だと、ちょっとだけ嫉妬しちゃったって、あのフェイトちゃんが言った事に素直に驚いたなって。
私的には応援してるけど、今回の件で結構距離も縮まったんじゃないかな−って。
ここで終われば良かったんだけど……実を言うと、響を見送った人の中に、この家の家主が居ない。それどころか流も震離も居ない。お父さんと忍さんは残党が居ないか、まだ周囲を回ってるし……。
お兄ちゃんたちとリビングまで戻ってくると既にお父さんと忍さんが戻ってきていた。普通にお茶を飲んでる事から察するに。
「おかえり、その様子だと周りは大丈夫みたいだね」
「あぁ、無事機関の人に引き渡しも済んだ。これで今日の事件も解決するはずだ」
と、ホッと一息。すると忍さんがキョロキョロと周囲を見渡して。
「そう言えば恭也に襲われてたあの黒髪の子は?」
「ちょうどついさっき帰りました。終電の時間もありましたし、先に失礼しますって」
「そう。私も話を聞いてみたかったんだけどなー……って、他の皆は?」
そう言えばとお父さんも辺りを見渡してる。私達兄妹は何とも言えない表情になってる。何でかって言うと……。
「……今、流で遊んでるって言ったら通じる?」
お姉ちゃんが気まずそうにそう一言だけ伝えると、お父さんが無言で目を覆った。忍さんは不思議そうに首を傾げてる。視線を横にずらすと、お兄ちゃんも目を覆ってる。
何がいいたいかって言うと。
「……忍さんも見たと思うけど、あのメイド服着て迎撃にあたってた子。一応男の子なんだけど。皆面白がって色々着せられてるの」
忍さんの目が光った。そう思った時には既にドアが勢い良く開かれて、どこかへ行ってしまった。
「……お兄ちゃん。止められる?」
「面白がってる忍を止められると思うなよ」
その一言で、高町家一同、目を覆ってしまった。
それから少し……ううん、小一時間程度たった位に皆戻ってきた。皆がすごい笑顔な中で、流だけが死んだ目で、何処か遠くを見てたのは気のせいだと思いたい……。一瞬目が合っちゃったけど、けど!
と、とにかく、話題を変えよう。
「なのはちゃん達はいつまでここに居れるの?」
「明日まで。だけど、すずかちゃん達が居るならここのポートが使えるし、明日もここを使いたいなって」
「うん!」
お兄ちゃんとお姉ちゃんが流を労ってるけど、完全に放心状態な
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