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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第47話 迎撃と幸運と、報酬はメイド服で
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白と黒に染まる。
あちらも腰を落として、刀を構えてる。
勝てるかどうかなぞ、既にどうでもいい。今はただ。
この人に俺の極みをただ、ぶつけるのみ。
「いざ、推して参る!」
互いに、踏み込んだ。
が。
「恭ちゃんストーップ!」「響待って!!」
聞き慣れた声と共に、誰かに後ろから抱きとめられる。あちら側も急に呼び止められたせいで、躓きそうになっている。視線を上に向けると。屋根の上にはメガネに三つ編みの人と見知った白いオーバーコートの……。
「美由希!」「あ、美由希さん……とフェイトさん? あれ、もう制圧……」
……ん?
「「え?」」
向こうのお兄さんと目が合い、互いに疑問の声が。向こうからはなんでお前名前知ってるんだ? と殺意を。コチラからは、知り合いでしたかって感じの視線を送って。
「……やっぱり。先に出たはずの恭ちゃんがいないと思ったら……。ごめんね響。この人私となのはのお兄ちゃん。で、恭ちゃんには、この人はなのはの同僚で、フェイトちゃんの部下に当たる人」
「「え゛?」」
ギギギとぎこちない動きで、再び向こうを……なのはさんのお兄さんを見る。そして。
「「申し訳ない(です)」」
全力で頭を下げて謝罪。そして、さっきまで後ろにくっついてたのが気がつけばなくなっていたので、振り返って確認すると……。
「間に合って良かったです」
肩で息するメイドさんが1人。だけどこの声は……。
「……流?」
「良かった。もしかすると戦闘してるかもしれないと聞いて美由希さんと、フェイトさん共に慌てて来ました。
追い抜かれてしまいましたが」
若干疲れたような顔で、安心したようにはにかむ流。だが、その格好をよく見ると。綺麗なメイド服なのに、スカートの部分が、所々破けたり、穴が開いている様にも見える。なんというか銃弾で撃たれたように。
でも、その前に。
「……なんでそげな格好を?」
「……聞かないで下さい」
プシューッと赤くなる流を宥めつつ。向こうの方に視線を向ける、美由希さんとお兄さんが何やら会話中。その間にデバイスを待機形態へ戻して、昔の方のデバイスを手に取る。手の平に収まる程度のカードが、今では罅割れ砕けそうになっている。
「響、それ……」
「仕方ないです。元々騙し騙しでしたしね。無理やり色々乗っけてましたから」
心配そうなフェイトさんに、平気ですよと返すけど……きっと見抜かれてんだろうな。
刀身が砕ける程度なら再生も可能だった……が、問題は柄の内部の核までダメージが行ってしまったこと。デバイス職人じゃないから何とも言えないけれど。恐らくもう厳しいだろうなって。
「…
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