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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第47話 迎撃と幸運と、報酬はメイド服で
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いと思うので、補足を。流って実力的には私よりも上です。さっきの防御も一通り見たならわかると思いますが、護ることだけに集中したら流は負けませんよ」

 それに実弾つっても、直線的にしか撃てないし、大きさも大体わかってるし、そもそも銃口と弾道見切って防ぐ流なら問題ないし。
 ちらっと後ろを見ると、流がファリンさんからモップを貰ってる。なんというか絵面だけだと、先輩メイドが、後輩メイドにお仕事教えてるみたいでちょっと可愛い。にへーっと顔が緩みそうになるのをきっちり締めて。

「いろんな手段で外部……正確にはなのはさん達と連絡が取れないか試して下さい」

「でも、それじゃ2人が……」

「へーきです。それに私が到着する前に連絡がつけば御の字ですし、なのはさんのご家族も強いっていうのはわかります。それなら大丈夫でしょう」

「……って、震離? なんであんたが美由希さん達の事知ってるのよ? なのはも中々話さないことよ?」

 へー、そうなんだーって考えるけど、それよりも効果的な一言を。

「美由希さんとは連絡とり合う仲ですし。そっち方面から聞きました。あと響……あぁ、黒髪ロングのポニテマンですけど、響曰く普段から武装してる人って中々居ないって前言ってたはずですし」

「……よく見てるわね」

「でも震離ちゃん? いいの、危険だよ?」

「慣れっこですよ。あ、それよりも……」

 ちらっと後ろを確認、ファリンさんと流が話し込んでいるのを確認してから。前を向いて、お二人に手招きをしてコチラに近づいて貰って。小さな声で。

「ご相談なんですけど。あのメイド服。あのサイズで何着か頂けないでしょうか? 流に着せようと思って」

 そう言うとお二人とも、きょとんとして、呆気にとられてる。

 そして、はっと我に返ったかと思えば。

「あんた、この事態をどう見てんのよ!?」

 口調の割に小声で話してくれるアリサさんを見て、思わず笑ってしまいそうになる。ノリが良いなーって。

「……冬用夏用ってあるけど、どっちもいる?」

「すずか!?」

「あ、頂きます。後でメルアドも教えて下さい。流がそれ着た写真を送りますんで」

「あんたも何言ってんの!?」

「うん、アリサちゃんの分も一緒にね」

「なんで!?」

 女三人顔を突き合わせて、真剣なふりをして話す内容はこんなんですよ。だけど、すずかさんもアリサさんも既に不安はある程度は取り除かれたようで、何よりだ。

「さて、報酬が確約出来たので本題へ。この防衛戦既に勝ったようなもんです」

 2人の表情が直ぐに真剣な物へと切り替わる。

「既に時刻は夕刻。そもそも私と流が帰ってきてないことを心配してる……かもしれませんし、そもそもあんな
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