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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第46話 贈り物と、デートを完遂したかった!
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行ったみたいだけどね」
それを聞いて安心した。という事はだ、未だにお仕事……警護のお仕事を続けているということ。それなら、元気でやっているんだなと分かるから。
あ、という事は。
「あーじゃあ、響はお父さんに会えなかったんだなー。間違いなくうちにも顔だそうとしただろうし」
「ん? 響は皆のお家に挨拶してるの?」
不思議そうに聞いてくるなのはさんを見て頷く。
「えぇ、きっと。今回は滞在期間が短いから何とも言えないですけど」
まぁ、奏と時雨の家は距離の関係で行きづらいのと、紗雪の実家には今はまだ門前払いだろうし、そうなると今回は優夜の家だけかな。会えるのは。
紗雪の家……というか、ちょっと問題起きてるのは伏せておこう。変に心配させても仕方ないし。
でも、せっかくの旅行だしそういうのは考えないで。
「さて、ご飯も食べ終わりましたし。行こうか?」
「えぇ、行きましょう。でも」
私が差し伸ばした手を取りつつ、流がちらりと食べ終わった食器を見る。すると直ぐに。
「私が片付けるから良いわよー。なのはも皆もお客さんだしね。気をつけていってらっしゃい」
と、流が食器に触れる前に止められる。申し訳なさそうに小さく頭を下げたのを確認してから。
「よーし、じゃ、いってきまーす」
「え、わっ?!」
立ち上がった勢いのまま流を抱き寄せて、お姫様抱っこして、お店を出ていく。後方で皆さんの「いってらっしゃい」の声を聞きながら海鳴の街へと繰り出す。
―――
「いやー、それにしても色んなのが有るね」
「そうですねー」
キラッキラと良い笑顔で流が家電製品を物色してる。今私達が居るのは海鳴の大型電化製品店。そこで料理に使えそうなものを見たいと流が言うものだから場所を調べて連れてきた。
すごく楽しみだったらしく、翠屋から連れ出した時、お姫様抱っこだったにも関わらず、料理家電を見たいと言ってからすごい嬉しそうにしていた。どれくらいかというと、暫くお姫様抱っこされてることを忘れる程度に。
ミッド出身というか、魔導世界出身の流がこんなに興味持つのは、単に地球の家電も向こうで使えるからだ。一応変圧器とか、変換プラグを使えば全然使える。下手すりゃ、一部のミッド産よりも性能が良かったりもする。
そういう意味もあるのか、凄く楽しそうに、炊飯器や、オーブンレンジを眺めてる。まぁ、楽しそうだからまぁいっかって見守ってる。
ちょっと離れた場所に商店街があるにも関わらず、ここに立ってるこの大型電化製品店はきっと目の敵にされてるんだろうなぁと考える。8階建ての大型店。そのうちの2階に私達は今来てる。
そして、不意に。炊飯器を持ってた手を音もなく元あった場
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