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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第46話 贈り物と、デートを完遂したかった!
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た料理はあまり作ったことがなかったので。教えて下さってありがとうございます」

 わお、今日一番の笑顔だ。なのはさんもヴィヴィちゃんの口元を拭きながらちょっと驚いてる。

「そう言えば、皆今日どうするの?」

 美由希さんの一言で、今更ながらなんの計画も立ててなかったことに気づいて流と顔を見合わせる。すると、先になのはさんが。

「ヴィヴィオと私はまだここに居るかな。お兄ちゃんと忍さんも戻ってくるなら話したいし。ね?」

「うん!」

 既になのはさんとヴィヴィちゃんは予定は決まってるみたいだし、どうしようかなと考えてたら、小さく私の服の裾を流が引っ張ってる。なんだろうと思ってもう一度顔を見て。念話を飛ばす。

(どうしたの?)

(突然すいません。あの、出来たら……その、一緒に買い物でもと思いまして……どうでしょうか?)

(行くに決まってるじゃない、それでいこう)

 いつだったか響が言ってたなー。最近の流の女子力というか、後輩力の上がり方がすごいって。やー、ホント私いい子と付き合ってるんだなぁって。

「私と流は少し買い物というか、皆へのお土産を先に買おうと考えてます」

「そうか、地図は平気かい?」

「大丈夫でーす。美由希さんから色々教わってるので」

 私の言葉に合わせて流も頷いてる。色々美由希さんや、エイミィさん達と、文通してたら色々教えてもらったんだよねー。それに……。 

「エイミィさんにも挨拶しておきたいので、と言ってもあちら側に暇があればの話ですけど」

 あはは、と苦笑い。だってまだアポも何も取ってないからね! 昨日は響達がお世話になった後だし、忙しいっていうんなら潔く諦めるし。

 そういえば、響ってまだ帰ってないはずなんだよね……今頃何してるのか分からないけどさ、積もった話をしてるんだろうかね? 琴さんに今までこと話して、これからのことでも話してるのか、それとも自殺しかけたって謝るのか……まぁ、合流できたら良いんだけどねぇ。
 ふと、士郎さんがコチラを見てるのを気づいて。

「あの、どうしました?」

「……失礼を承知で聞くんだが……叶望って、父親は震樹(しんき)さん……だったりするかい?」

 突然のうちのお父さんの名前が出てちょっとむせる。慌てて水を飲んで、慌てる流の頭を撫でながら。

「そうですけど……なんでまた?」

「いや、あの人も昔の仕事仲間でね。叶望という名前でもしかしたらと考えてたんだが。そうか……」

 なんか凄く嬉しそうだけど、なんだろう?

「彼とこの前あったんだが、娘が楽しそうに生きてるのが嬉しいって言ってたのを聞いてね」

「……そう、ですか……。あの、元気そうでした?」

「あぁ、今はドイツの方へ
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