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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第46話 贈り物と、デートを完遂したかった!
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します?』

「いいよ。だってまっすぐコチラに向かってるし。多分住所聞いたんだろ。
 やべぇな……昨日持ち込んだ麦茶しかねぇ。冷蔵庫も何も入ってないし、お茶も無いからなぁ……や、あっても出せないけど」 

 戸棚にありそうだけど間違いなく傷んでるし。冷蔵庫も何の音もしてないから何も入ってないし。
 
『あ、連絡が……や、これは。主、出来ることなら迎えに来てほしいと内密に連絡が有りました』 
「迷ったの!? まぁいいか……さ、行くか」

 カラカラと昔爺さんが履いてた下駄をつけて、玄関を出て林の外に出れば。
 
「なーにしてんすか? こんな所観光しても何もないですよ?」

「や、あ、あはは……き、奇遇だね。ひ、響?」 

 困った様子のフェイトさん……もとい先輩がそこに居た。
 
「で、どうしたんですか? とりあえず……暑いんで、家に来ます?」

「へ、あ……宜しくお願いします」 

 ……顔が赤いのは、ちょっとこの辺りをさまよって熱にやられてるからだと思いたい。
 
 ――――

 お家につれてきて、客間……は無いから、あんまり何もない居間に通してとりあえず話を聞いて……すごくびっくり。
 どうも管理局が、俺らの故郷にも転移ポートを立てようかと検討しているらしい。
 
 ……元々数年前に申請自体は出してたが、まさか今になってとは……だけどまぁ。フェイトさんが来たのは多分はやてさんの差し金だろう。許可出したのはあの人だし。
 他にも色々話を聞けば、コテージチックなものも必要とあれば建てるとの事。ということは土地提供すればいいのかな?
 
 そしてフェイトさんの依頼内容は、ここに立てていいのかと言う確認と、いい感じの場所が無いかの確認、戻った時にそれをレポートで提出すればいいというわけだけど……。
 
「……情報提供しましょっか?」

「お願いします」

 さ、とりあえず情報提示と……その前に。
  
「ちょっとこの辺りの地図探してきますんで、適当にしててくださいねー」

「うん。ごめんね響?」

「いえいえ。少々お待ちをー……地図とか何処やったっけなぁ」

 多分母さんの部屋に……アレ? 居間ってなんか置いてたような……イヤ問題ない……な?
 
 
――sideフェイト――
 
 ……響をこっそり追いかけてきたはずが、向こうから出迎えられるとは思わなかった。
 せっかく皆から響と楽しんでねって言われて、私の方から向かって驚かすはずだったのになぁ……。
 勿論ちゃんとお仕事もする予定だったけど。響達の出身ということもあって、殆ど通るらしいけど、一応下見しましたっていう口実が欲しかっただけらしいし。
 
 ……ただ場所が見当たらないからって探して、ちゃんと
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