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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第45話 ただいま故郷
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、それよりも。
「ねぇ、お姉ちゃんと震離が連絡取ってたって本当?」
「あぁ、流石になのはの事は遠慮して教えてなかったみたいだが、割と連絡取ってたみたいでな、よく話してくれたよ」
「あ、あはは」
これには私も苦笑い。だけど、本当に驚いた。以前会った時とは違って、今回は最初から震離とお姉ちゃんは何年来の友人みたいに仲良くしてたから驚いちゃった。
だけど……。
「……あれが無ければなぁ」
「……そうだな」
ガクリと二人共一緒に項垂れる。不思議そうに私達を見上げるヴィヴィオが眩しく見えちゃう。
だって。
「流君……大丈夫だから、ね?」
「ごめんね〜大丈夫だから」
「あ、あはは」
「……」
ちらりと視線をベンチ席に移せば、震離を盾にするように奥に座って、死んだ目をしながらカタカタと震えてる流の姿が。しかも向かいに座るお母さんとお姉ちゃんとも目を合わせない……というか、怯えて合わせられないみたいだし。
ヴィヴィオの前ではなんとか抑えてたみたいだけど、ヴィヴィオの見えない位置では完全に怯えてるというかなんというか……。なんか申し訳なってくる。まぁ、それだけ前回の……なんというかあの件が尾を引いてるみたい。まるで、借りてきた猫みたいだよ
さて、首に掛けたレイジングハートを手にとって。モニターを起動させて。
「お父さん。ちょっと見てもらいたいものが有るんだけど? レイジングハート、お願い」
「お、それは……響君とフェイトちゃんの……試合か?」
「うん、それでね。どう思うか見てほしくて」
最初から響とフェイトちゃんの模擬戦を見せる。初めは魔法ってすごいんだなって呟いてたけど、響の動きを見て直ぐに目つきが変わった。それからは食い入るように試合を見てる。
そして、フェイトちゃんと響の最後の激突のとき。その抜刀を見せて……響が倒れそうになった所をフェイトちゃんが支えた所で映像を終えた。
お父さんの方へ顔を向けると、腕を組んで、深く考え込むように瞳を閉じてる。そして、ゆっくりと目を開けて。
「なのは、彼は一体何者なんだ?」
「……本人は流派不明の居合術って言ってた。だけどこれって」
「……あぁ、断言できる。最後に打った一撃は御神流の奥義之壱、虎切だ」
やっぱりそうなんだね……。だけどどうして響がそれを知っているとかは私も分からない。響が嘘を言っていなければの話だけどね。
「だが、微妙に俺達の使う物とは異なるようにも見える。なのは、もう一度見せてくれ」
「ふぇ? あぁ、うん」
考え込むように顎に手を当てながら、もう一度映像を見始める。そして。
「ここだ、止めてくれ」
と、止めた場所は
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