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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第43話 上司と部下より、先輩後輩で
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うなー。さっきのドロップキックすげぇ綺麗に飛んできたもんなぁー。
とりあえずスポーツ飲料と、エイミィさんから頼まれたお茶とジュース。俺もお茶を買って、と。
「あたしが持つからいい」
「あー……了解です」
店員さんが微笑ましい物を見たって感じに笑ってるけど。この方多分俺より強いですよ……、フェイトさんの使い魔さんですし。
「……なぁ、響はフェイトの事どう考えてんだ?」
……突然の振りに一瞬固まる。けど、直ぐに戻って。
「……心優しい良い隊長ですよ。尊敬できるあんなに大変な役職を持っているのに、あそこまで動けるのは」
隣を歩くアルフさんは何も言わない。それどころかこっちを見てもくれない。返答間違えたかなと思ってたら。
「だろう! フェイトはすごいんだ。ずっと」
キラッキラと輝きながら言うアルフさんに少し圧倒される。そして、色々話を聞いた。フェイトさんの昔の事とか。主になのはさんとぶつかって、ぶつかって、SLBを食らった時には死んだんじゃないかっていう話を聞いた。
エイミィさんの所に着いてからも色々話を聞いた。変な所じゃ、小学校の制服貰った時は凄くテレてたとか。
更にエイミィさんも乗ってきたらしく、バリバリと色んな情報が流れてきた。中学生の頃にはラヴレターで靴箱がすごいことになったとか、ファンクラブが出来てたとか。
本当に色んな事を。
そして、気がついたらフェイトさんや奏もお風呂から上がってきて、エイミィさんとアルフさんの話を真後ろで聞いてて、珍しく起こった姿も見れた。
先に聞いてたとはいえ、奏もフェイトさんのことを先輩呼びしてたのは笑ってしまった。
エリオもキャロも上がって、皆で帰っても。皆して笑った。最初に来た時のすごい気まずい感覚なんて何処かへ行って。皆さんで沢山思い出話だったり、六課であった可笑しい事や、子供の頃の話を沢山。本当に沢山話した。
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