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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第42話 その頃の六課、査察という名の
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、私達は貴女達を可能な限り協力するつもりです」
そう言って私の方へ手を伸ばす。この手を取るかどうか悩む。この人達を本当の意味で信用して良いのか。レジアス中将が悪い人ではないということは重々承知している。だけど、中将の考え方だと私は不要という事になる。
そんな中将と同期だというのに、安心も何も出来ない……。ふと、伸ばしていた手が戻るのが見えて。
「と言っても、流石に信用は得られませんよね」
「あ、いえ、そんな……事は」
寂しそうに笑うフレイさんを見て、申し訳ない気持ちになる。
「まぁ、何にせよ。困ったことがあれば連絡をしてくれたら私達は出来る限りの支援をしますので。さて、皆いこうか?」
「はいはい」「ティレットを拾わねば」
「あ、見送ります」
ぞろぞろと立ち上がって出入り口へと向かう。慌てて立ち上がるけど。
「大丈夫。真っ直ぐ帰りますよ。それでははやてさん。また」
私に向かって敬礼をしてから3人が外へと向かってった。ポツンと部隊長室に残った私は……。
「……疑い深いのもアカンなぁ」
思わず漏れて、力なく笑い声が出る。あの手を直ぐに取ることができなかった。それどころか、あの人達の言葉を信用することが出来なかった。最悪や……。
……フェイトちゃんや、響が居たらもう少し安心できてたんかなぁ。今頃楽しく過ごしてたらええんやけど……。大きなため息しか漏れへん……。
ん? ちょっと待って。レジアス中将と同期って事は……皆さん54歳……流と瓜二つのフレイさんも……え?
――side震離――
「終わったねー」
「そうだねー、やーご飯が美味しいねー」
山かよっていうくらいのご飯にカレーが乗ってるのがどんどん削れていく。もースバルの食べっぷり見てると本当に何か胸いっぱいになるよ……。ティアも察してるのか何も言わないしね。それにしても、ギンガも本当によく食べるなぁって……スバルほどの山じゃないけど、小山だし、二人の間が谷見えるし……すごいね。
「今回の査察って結局何だったのかしらね。なのはさんもこれと言って聞かれてなかったし。私達も普通に世間話みたいな事したけど」
「さぁ、形だけでもやりましたっていうのをしたかったんじゃない? わざわざ隊長クラスが4人で来たわけだし」
ロングアーチの皆から渡された資料を見た時かなり驚いた。だってフレイさん以外は、皆私達の前の部隊のトップなわけだし……。まぁ、今回フレイさんが来たのは想定外だったけど……私達あの人がどういう人なのか知ってるせいで、正直生きた心地しなかったけど……直ぐに以前出会ったときみたいな態度を示してくれて、それに乗っかることが出来たなぁって。
それにしてもな
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