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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第42話 その頃の六課、査察という名の
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うになったら、凄く懐いてたなー。震離から聞いて驚いた。
 ヴィヴィオと同じくらいの娘さんが居るって聞いて、私も色々話を聞いちゃったし。やっぱり現役お母さんってすごいなぁって。
 
「あれ? そう言えばFWの皆は?」 
 
「今はオフにしてるよ。私やヴィータちゃんは教導の事で聞かれるかもしれないから待機してるけどね。シグナムさんも何か聞かれるかもしれないからって、待機してるよ」

「本当に今回のはタイミングが悪かったですもんねー。と言っても査察らしいことしてないのは問題ないってことなんですかね?」

「うーん、まだ何も言えないね。だけど見に来たって言うよりも遊びに来たって感じに見えたけどなぁ」

 隊長室に残った人がどうかわからないけど、文字通りコチラはただお話してたし。後ははやてちゃんが無事に終われば、後は安心だけど、ね。


――sideはやて――
 
「色々荒削り、新人の子達もなれて来たとはいえ、まだまだ。ベテランと中堅、新人の差は大きいけれど。それは許容範囲。結論から言うと問題ないと判断できます」

 フレイさんが小さなモニターを見ながらそれを言う。手ひどく言われるかと思いきや、これといって言われなかった。そのせいで一瞬遅れて。

「あ、ありがとうございます!」
 
 立ち上がって深々と頭を下げる。ほんま良かったー。いや、でも……。

「あの、結果って普通は後で来るもんじゃ……?」

 思わず聞いてしまった。けど、ニコリと笑みを浮かべて。

「まぁ、後々結果は送ります。ですがレジアス君の事ですし、きっとこの結果を不服というかもしれません。色々言われたり追加でやるとか言うかもしれませんが。
 その場合私達4人のうち……んー、ティレットが一番繋がるのかな? まぁ、誰かに連絡をください」

「え、あ……了解です。あのレジアス中将とはどういった関係で?」

 ニヤリと3人共笑ったのが見えて、何か嫌な予感が……。

「あぁ、彼とは同期ですよ。今でも偶に連絡を取っています。今回の査察の依頼も彼からだけど……私達はこれと言って六課を疑っていないですからね、だから……あまり無茶はしちゃいけませんよ?」

 ビクリと体が震えてしまった。皆さんにこやかにしている。だけど、何処か何処か優しそうに笑ってるようにも見える。

「後ろ盾があるのは大いに結構。だけど、貴女達を応援しているのはそれだけではないということ。それだけ理解していただければ、嬉しいかなって。
 若い人に無理をさせたくないけど、させてしまった以上私達はあまり言えないことだけどね」

 ……アカン、色々バレてる気がする……。どこから漏れたかは分からへんし、どこまで報告されるか分からへん。

「だから安心……は出来ないかもだけど
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