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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第42話 その頃の六課、査察という名の
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 なんというか、ホント自由な人ばっかりや。

「さて、3人しか居ないけど……はやてさん。機動六課の査察の結果を発表したいと思います」

「……はいっ?!」

 ほんま自由やね!?



――sideなのは――


「……やー緊張したね」

 はふーっとため息を吐いて、ロングアーチの皆とお茶を飲む。皆も緊張の糸が切れたみたいで適度にだらりとしてるね。

「ほんとですよう。私はロングアーチとしての仕事だけじゃなくて、デバイスの整備履歴まで見られたんですからー」

「シャーリーがしっかりしてたから突っ込まれる事はなかったねー、良かったよ」

 シャーリーとマリエルさんが、ちびちびとお茶を啜りながらホッとしてる。皆も同じようだ。私も普段の仕事だけじゃなくて、教導の経過資料とか色々見られてドキドキしたなぁって。

 だけど、正直一番焦ったというか隠したかったのは……。

「……この前の件、バレてなければいいんですけどね」

 グリフィス君の一言で皆がしんと静かになる。

 今回査察があるということで、ギンガとマリエルさんにもこの前の件を伝えた。履歴上、あくまで訓練の一部という事にしているとはいえ、どこから漏れるかわからない。はやてちゃんと話して、2人にも詳細を話して、漏れる場所を塞ごうという事にした。

 結果上手くいったみたいで、ティレットさんと、その秘書官であるフレイさん。2人が色んな人に話を聞いてた。ロングアーチの皆や、スターズの皆に色んな話を。
 特にフレイさんは流とよくお話してたなぁって。何ていう話をしてたかわからないけど、一緒に居た震離のリアクションを見ると世間話の様な感じだった。
 ティレットさんは、響と奏が今日はお休みだと聞いて残念そうにしてた。久しぶりに話をしたかったけど、居ないなら仕方ないって、肩を落としながら外へと行っちゃった。他にも2人居るけど、はやてちゃんの所で話をしてるみたい。

 何にしても。

「早く終わってくれると良いんだけどねぇ」

「そうですねぇ」

 ズズッとお茶を飲んでホッと安心。それにしても今日のお茶は美味しいなって。何時もは紅茶だけど今日はなんで緑茶なんだろう? ふと、シャーリーが背伸びをしながら。

「いやー、それにしてもフレイさんを見た時すっごく驚いたなぁって。赤い流だー!って叫んじゃいましたよ私」

 あはは、苦笑いを浮かべてるけど、間違えたときのことを思い出したのか若干シャーリーの顔が赤い。盛大に間違ってたもんねぇ。その後凄く謝罪してたけど、フレイさんは気にしてないみたいだし、本当に良かったよ。
 ヴィヴィオも驚いてたなぁ。流とフレイさんを交互に見比べて、実際に話しかけるまで全く分かってなかったし。
 なんとか判断がつくよ
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