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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第42話 その頃の六課、査察という名の
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、今この場で私の癒やしというか、なんというか……きれいな人やな〜とは思うけど、何か違和感があるんやけど、何や?
まぁ、それは後でええ……問題は、ロングアーチを見に行くって席を外した、ティレット三等空佐と、その付添のフレイさん。
秘書官って言っとったけど……なんや、優夜達の態度がおかしかったなぁ。
確かにフレイさんを見た時、髪が赤くなった流と瓜二つで驚いたなぁって。しかも何か流や、優夜達とも知り合いやったみたいやし。すごいフレンドリーに、流を見て、「髪が伸びたんだね、よく似合ってる」ってすごい自然に褒めとったし。
と、噂をすれば……。
「はやてさん。流石機動六課ですね。まだまだ荒削りの部分はあるけれど、高い位置でバランス良く纏まっております。流石ですね」
「あ、ありがとうございます!」
部隊長室に入るやいなや、笑顔で褒められて凄く嬉しい。
はて? 何やろうか。フレイさんが入ると一瞬ユリアン二佐も、エドガル一佐もピシッとするんやけど……何や?
「二人共? せっかく同期が四人も集まってるんだから、肩の力抜いたら良いのに」
「「なら遠慮なくそうしよう」」
一瞬でだらけおった……うーん。平然としてるけど、この2人も部隊長経験長いんよね。そして、エドガル一佐は煌と紗雪の前部隊、陸士201部隊の部隊長。ユリアン二佐は優夜と時雨の前部隊、辺境警備部隊の部隊長。辺境警備とかいいつつ陸海問わずに、要人警護なども任せられる警備のスペシャリストが集うって言うし……。
ここにはまだ戻っておらへんけど、ティレット三佐は響達3人の前部隊。いわくつきの部隊やけど、よくよく調べれば色んな所と繋がる部隊。そんな人達が来るって言われた時は本気で警戒してたのに、来て早々に、特に見るもん無いしお茶菓子持ってきたから食べましょう! とか言われて、肩透かしやったわ……。
しかも名字で呼んでたら名前でいいって言われるし……。遠慮なく乗ったけど。
「あのーフレイ秘書官?」
「ん? あぁ、私のことはフレイで結構ですよ? 私もはやてさんとお呼びしますので」
「へ? や、あの、しかし……」
ちらりと顔を見れば、ニコニコと笑顔……やねんけど。なんというかすごいプレッシャーが……。流と同じ顔のはずやのに、完全に違う。何処と無くなんて言えばいいんや、これ。わからんへんけど何か怖い。
「……フレイさん?」
「はい、なんですかはやてさん?」
ニパッと笑顔が眩しい…‥流と全然違うのはこういう仕草が自然と出来るからなんやろなー。違う違う、そんな事より本題や。
「あのー、ティレットさんはどちらに?」
「ん? あー彼ねー、海沿いのベンチで寝落ちしたから置いてきた」
ティレットさーん!?
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